「女の子だから、ご飯を食べに来ちゃだめだって」――深夜11時、仕事から帰った私・さきが見つけたのは、誰もいない家で伸び切ったカップラーメンを抱える8歳の娘・りんだった。夫・レオは「すぐ戻る」と娘を置き去りにし、その頃、義母たちは銀座の高級店で浮気相手・ゆいとその息子を“池田家の跡取り”として歓迎。しかも豪華な食事代まで、私名義の家族カードで払おうとしていた。娘より男の子を優先し、私の収入を当然のように食い潰す夫と義家族。さらに彼らは、りんの大切な塾の席までゆいの息子に譲れと言い始める。もう家族という言葉に騙されない。私はカードと送金を止め、9年間支払い続けた金の記録を集め、静かに弁護士の扉を叩いた――。