"8歳娘のカップ麺と家族カード全停止" 第3話
義母が鳴をげながら叫んだ。
「さき、あんた気でも狂ったの。なんでカードの決済が通らないのよ」
背景から、誰かが宥める声が聞こえた。
員が決済段を確認して欲しいとく言う声も混じっていた。
続いて、義妹のヒステリックな声が聞こえた。
「お母さん、とりあえず声を落としてよ。親戚のみんなが見てるじゃない」
しかし義母は構わず息を荒くした。
「あんた、これわざとやったんでしょう」
義母はさらに声を張りげた。
「座のど真んで私に恥をかかせる気。親戚を連れて事をしてるのに限度額オーバーなんてたら、私の顔にを塗るつもりなの」
私はりんの部のドアをちらりと見てからちがった。
私はベランダの方へ歩いてき、窓をけた。
私はたい声で答えた。
「今は切なお客さんがいらしているんですよね」
私は言葉を続けた。
「その切なお客さんの事代を、どうして私のカードで切ろうとするんですか」
義母は甲い声で鳴った。
「なんて気なの聞き方なの」
義母はさらに言葉をぶつけてきた。
「私たちは族なんだから、嫁が池田の事代くらい払うのが当然でしょう」
私は笑を浮かべて聞き返した。
「りんは族じゃないっていうの」
受話器の向こうが瞬静かになった。
たった1秒、義母の声はさらに鋭く響いた。
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「あの子、娘のことはにするんじゃないわよ」
義母は吐き捨てるように言った。
「子供が1くらい抜いたって、どうってことないでしょう」
義母は得げに言葉を続けた。
「今夜は私の初孫が、親戚のみんなに初めて挨拶する席なのよ」
義母はさらに言い訳をねた。
「当然見栄えよくしなきゃいけないじゃない」
私はスマートフォンをく握りしめた。
ベランダの窓ガラスに映る私の顔は目が赤く充血し、唇から血の気が完全に失せていた。
私は静かにりを込めて言った。
「私ので、あの子は伸び切ったカップラーメンをべました」
私は義母の言葉を遮った。
「お義母さんがにしている、そのから転がり込んできた初孫は、級なカニ料理をべているのに」
私はさらに問い詰めた。
「それでも私に事代を払えと言うんですか」
義母は全く悪びれずに言い返した。
「何を娘のことばっかり。あの子の名字は池田でしょう」
義母は酷に言い放った。
「誰ののご飯をべて育ってるのか、忘れないことね」
私はくで笑った。
「今から、あの子は私の稼いだご飯をべます」
私はとどめを刺すように言った。
「お義母さんはもう召しがれませんけどね」
私は話を切り、すぐに義母の番号をブロックした。
直にレオから着信の嵐が来たが、私は画面を見つめるだけで話にはなかった。
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夜3、彼からメッセージが届いた。
「母さんがおですごく恥をかいてる」
彼はさらに求してきた。
「とりあえず決済だけは解除して、話はにしよう」
私はたった言だけ返信した。
「あなたが連れしたたちの事代は、あなたが払いなさい」
メッセージを送信し、スマートフォンを机のに伏せた。
スマートフォンは振し続けたが、私はもう見向きもしなかった。
翌朝7半、インターホンが壊れるかとうほど激しく鳴った。
制に着替えたばかりのりんが、その音に怯えてランドセルの片紐をく握りしめた。
私は娘を背に隠し、玄関のドアをけた。
義母と義妹がっていた。
義母は髪も梳かしておらずボサボサで、顔面は蒼だった。
にはシワだらけのハンドバッグが握られていた。
義妹はサングラスをかけ、真っ赤なを塗っていた。
義妹は私を見るなり、サングラスをのに押しげた。
図々しくドアをけて入ってきた義母は、私を乱暴に突きばした。
義母は靴も脱がずに、リビングへがり込んできた。
義母は私を指差して鳴りつけた。
「さき、あんた昨夜はよくも私に恥をかかせてくれたわね」
義母は悔しそうに続けた。
「おのマネージャーに引き止められて、親戚からジロジロ見られたわ。これで清々した」
から入ってきた義妹が、リビングを見回しながら嘲笑した。
「義姉さん、最本当に怖いね」