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"8歳娘のカップ麺と家族カード全停止" 第8話

私ははっきりと宣言した。

「誰にも奪わせません」

ゆいがついに顔をげた。

声は柔らかかったが、骨の髄まで刺さるようだった。

「さきさん、子供たちのでそんなに線を引かないでくださいよ」

ゆいはレオを見た。

「レオさんがこれから族の関係を理して、みんなで気楽に過ごそうって言ったんです」

ゆいは被害者ぶった。

「りんはさきさんが面倒を見ればいいし、うちの息子には私しかいないじゃないですか」

私より3歳もの女が私の卓に座り、私が買ったお茶を啜っている。

まるで褒美でも与えるかのように、私の娘の塾の枠をよこせとかましく求しているのだ。

レオが慌てて言葉を続けた。

「さき、マンションのローンはとりあえず君が払い続けてくれ」

彼はな提案をした。

「当分の、ここはりんがむ空なんだからの問題で子供に迷惑をかけちゃだめだろ」

彼は胸を張った。

「俺の関係は俺がうまく理するから」

私は彼を睨みつけた。

理、どうやって理するつもり」

私が睨みつけると、彼は苛たしげに髪を掻きむしった。

「とりあえず別居から始めよう」

彼は自分勝な理屈を並べた。

「君も仕事が忙しいんだし、俺が毎にいる必もないだろう」

彼はゆいを見た。

「母さんのことは俺が宥めるし、ゆいとあの子も俺が面倒を見る」

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彼はさらに続けた。

「みんなどこかし慣れてきたら、その類の理をしよう」

義母が言添えた。

「いっそ婚した方がマシね」

義母は満げに言った。

「そのになってあの子の戸籍をうちに入れれば、池田に男の子ができるんだから親戚の笑い者になることもないわ」

私は彼らの顔を11じっくりと見つめた。

堂々としている義母。

私の目をこそこそ避ける義妹。

レオの約束だけを固く信じているゆい。

そして私の財布だけをい入るように見つめているレオ。

彼らは体裁すら投げ捨てたのではなく、最初から私に対して取り繕う資格すらないとっているのだ。

私はもう声を荒げることはしなかった。

ここでったところで、彼らは私をのおかしい女扱いするだけだと目に見えていた。

私は寝に入った。

ドアを閉めて庫をけた。

宅ローンの自引き落としの履歴、共同座のを取りした。

に義母と義妹に送した領収、りんの塾費用の支払い細も確認した。

そして、レオが自分ののローンを代わりに払ってくれと頼んできたLINEのやり取りのスクリーンショットまで用した。

類を1つ1つ確認し、ファイルに納めた。

リビングからはまだ義母の声が聞こえてきた。

「元々頑固な性格だからね。

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経てばしくなるわよ」

義母はレオを励ました。

「レオ、ビビるんじゃないわよ。あいつもこのには未練たっぷりなんだから」

私はファイルのジッパーを閉めかけ、2秒ほどを止めた。

の私なら、違いなく未練がたっぷりあった。

娘が片親の庭で育つことも、9の結婚活がの嘲笑のになることも怖かった。

私が骨を削って築きげた活が崩れ落ちることも怖かったのだ。

でもあの夜、誰もいないキッチンのにしゃがみ込み、伸び切ったラーメンをべていた娘のろ姿を見た瞬

そのちっぽけな未練なんてものは、跡形もなく燃え尽きていた。

、私は半休を取った。

私はまっすぐにへ向かった。

の職員は私の分と座の権限を確認した。

共同座に紐づいている自引き落としの項目が画面に表示された。

マンションのローン、のローン、義母の活費、保険料、そして各公共料

全て私の座にストローが突き刺さっていた。

職員が私をちらりと見て、慎に尋ねた。

「共同座の自引き落としを全て解約なさいますか」

職員は説を付け加えた。

「解約処理をされますと、相方の座残している、各関から登録されている債務者へ直接督促が発送されることになりますが」

私ははっきりと答えた。

「はい、違いありません」

職員が確認ボタンを押し、変更申し込みを印刷して署名を求めた。

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