"8歳娘のカップ麺と家族カード全停止" 第5話
「さき、もういい加減にしろよ」
私がをくに、義母がすぐに泣き言を始めた。
「レオ、あんたの嫁の態度を見てごらんなさい」
義母はげさに振り振りを交えた。
「昨はカードを止めて親戚ので員に恥をかかせるし、今は目を吊りげて答えをして、うちの族を完全に馬鹿にしてるのよ」
レオが眉を押さえた。
「母さん、とりあえず座ってよ」
義母はさらに喚き散らした。
「座れるわけないでしょう。こいつが活費まで止めがったのよ」
レオが私の方を向いた。
声はかったが、相談ではなく命令調だった。
「まずはカードの制限を解除しろ」
レオは私を責めるように言った。
「昨の件は君がやりすぎだ」
私は彼に鋭い線を向けた。
「昨の夜、どうしてりんを1でに置いたの」
彼は私の目を避けた。
「急な用事が入って」
私はさらに問い詰めた。
「何の用事」
私は彼の顔を覗き込んだ。
「ゆいさんの息子のカニのをほぐしてあげる用事」
リビングの空気がたく凍りついた。
義妹が義母の顔を伺い、義母はそっぽを向いた。
レオの顔が張った。
「写真を見たのか」
私はたく笑った。
「見ちゃいけないの。それとも、自分の娘は空っぽのに放置しての息子を座に座らせた挙句、私のおで事代まで払おうとしたこと、私がらないふりをして許すとでもった」
広告
レオが歩づいてきた。
「ゆいはただ挨拶がてら顔をしただけだ。母さんが子供をすごくがるからさ」
彼は苛ちを隠さずに言った。
「どうしてそんなにきつい言い方をするんだ」
私は彼をまっすぐに見つめた。
結婚して9目。私は彼のその表を嫌というほどっている。
状況が悪くなると、とりあえずもっともらしい言葉で取り繕うのだ。
浮気相はただのりい、娘をに放置したのは急な用事、私のおを使い込んだのは族だから。
りんが私の背から、蚊の鳴くような声で言った。
「パパ、すぐに戻るって言ったのに」
レオの顔がカチッと固まったが、すぐに苛ちの混じった表に変わった。
彼は娘に向かって鳴った。
「が話してるに子供がを挟むんじゃない」
彼はさらに無い言葉を投げつけた。
「昨べなかったからって、ぬわけじゃないだろう」
彼は娘を責めてた。
「おのせいでおばあちゃんが親戚の笑い者になったんだぞ」
彼は指を差して命令した。
「今すぐおばあちゃんにごめんなさいって言いなさい」
りんの目がまん丸になった。
娘は泣かず、私の元にがり、スカートの裾をぎゅっと握りしめた。
私はを伸ばして娘の肩を抱き寄せ、顔をげてレオを睨みつけた。
「もう度言ってみなさいよ」
広告
私の凍りつくような声に、彼は怯ぎながらも顔をしかめた。
「謝れって言ったんだ。孫がおばあちゃんに叱られることだってあるだろう」
彼はき直ったように言った。
「それがどうしたって言うんだ」
義母は頼もしい方を得たかのように、ソファにどっかりと座り込んだ。
「聞いたでしょう」
義母は満げに頷いた。
「やっぱり私の息子は物の理が分かってるわ」
義母はりんに向かって招きした。
「りん、こっちへ来ておばあちゃんに謝りなさい」
私はりんを1歩もかさないように守った。
そして斎へ歩いていき、引きしから分い計簿との取引細の束を取りした。
私はリビングのガラステーブルのにそれを投げした。
類の束がガラスにぶつかる音はきくなかったが、その瞬誰もが借りてきた猫のように静まり返った。
私は類の束を指差した。
「今みんな集まったついでに、計算をはっきりさせましょうか」
私は1ページ目をめくった。
「この品川のマンションのローン、毎20万円。過5、私の与座から引き落とされてる」
私は義母の方を見た。
「お義母さんが膝の術をしたの入院費とリハビリ代の150万円は、私のボーナスから払った」
私は次に義妹の方を見た。
「めぐみさんが留学から帰ってきて滞納していた奨学、私がわせて200万円て替えたわね」
私は最にレオを睨みつけた。
「レオ、あなたののローンの70%は私が払ったし、毎のローンも半分は私の座から落ちてる」