"8歳娘のカップ麺と家族カード全停止" 第11話
彼はさらに頼み込んだ。
「体裁を崩さないでくれ」
私はたく聞き返した。
「私がいつ別居に同したの」
彼が歯をいしばった。
「ここで沼の喧嘩にしないでくれよ」
私は彼をまっすぐに見げた。
「それなら、あなたがやってみてよ」
彼はしぶしぶ腰を伸ばした。
まるで私が無理に言い張ったから仕方なくをくかのように、親戚たちに向かって言った。
「皆様、さきが会社の仕事で忙しすぎて、私たち夫婦の仲が以のようではなくなってしまいました」
彼は嘘を並べた。
「当分のは別々に過ごし、し考えを理することにしました」
彼はさらに付け加えた。
「子供の面倒は緒に見ます。ゆいとこの子については、ただ私が」
私は彼の言葉を遮った。
彼の顔が醜く歪んだ。
「どうしてもこうやって底辺を見せつけなきゃ気が済まないのか」
私は鞄からスマートフォンを取りした。
あらかじめ持ってきた型のワイヤレススピーカーに接続した。
鉄板のでお肉が焼ける音すらぴたりと止まった。
義母がバネのようにびがった。
「さき、あんたまた何と狂った真似しようとしてるの」
私は無言で画を再した。
画面に座の鮮料理の個の景が映しされた。
に頼み込んでに入れた防犯カメラの映像だった。
がすんなりと映像を提供してくれたのには理由があった。
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あの夜、義母がで横柄な態度を取っただけではなかった。
インターネットに員が老を馬鹿にしていると悪質なレビューをき込んだからだ。
私の事を聞いたは、腹たしいいからレジカウンターと廊の防犯カメラの録画データを私に渡してくれたのだ。
映像のの義母は、ゆいの息子を抱きしめレジカウンターのに陣取っていた。
員がカードリーダーを差しし決済を試みた。
しかし、3回連続で限度額エラーの音が鳴り響いた。
義母のヒステリックな声がスピーカーを通し、部に響き渡った。
「そんなはずないわ。これは嫁のカードで、毎きっちりおが入ってるんだから」
個ので誰かがハッと息を呑む音が聞こえた。
映像は続く。
義妹が隣でスマートフォンで顔を隠しながらオロオロしていた。
「お母さん、し声を落としてよ。別のカードして」
しかし義母はカードをカウンターに叩きつけて鳴り散らした。
「あの女、よくも私のカードを止めたわね」
義母はさらに暴言を吐いた。
「うちのにとついできた分で、何の権利があって池田のの切れ目を切るのよ」
私は義母の張った顔を見向きもせず、次の写真を表示した。
レオが男の子にカニののをほぐしてあげている写真が、画面杯に拡されて映しされた。
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続いて、真っ暗に充が切れたりんのキッズ携帯の画面キャプチャー。
そして、私がレオに送った3回のLINEメッセージが並んで表示された。
私はをいた。
「あの夜、私が丸の内で残業してに帰ってきた、りんは真っ暗なキッチンのに座り込み、すっかり伸び切ったカップラーメンをべていました」
私は義母の方を見た。
「自分の父親は話を無し、おばあちゃんはグループチャットでに黒柱ができたと騒ぎしているにです」
私は親戚たちを見渡した。
「そうしておきながら、そのテーブルが割れそうなほどの豪華な事代は、私のカードで決済しようとしたんですよね」
個のはネズミ1匹鳴かないほど静まり返った。
鉄板ので肉の脂が落ちる音だけが、やけに神経に触るようにジリジリと鳴っていた。
義母が番最初にに返った。
彼女は私のスマートフォンを奪おうとびかかってきた。
「今すぐ消しなさい」
義母は鳴った。
「今は私の夫の古希の祝いなのに、どこでこんなもの流して暴言を吐き散らしてるの」
私は歩ろにがり、彼女のをかわした。
「本当の暴言はこの映像じゃなくて、この映像ので図々しく振るっているたちが吐いたものじゃないですか」
義妹がガバッとちがって叫んだ。
「義姉さん本当に酷だね。
最初から全部計算してたんでしょう」
義妹は私を非難した。