みかん小説
本棚
みかん小説 / 夫婦 / 5年ぶりに帰宅した夫と、もう父親を必要としない家族
5年ぶりに帰宅した夫と、もう父親を必要としない家族

5年ぶりに帰宅した夫と、もう父親を必要としない家族

乾いた油の音 完結 0

5年の単身赴任を終えて帰宅した夫が、夕食の席で突然「来月名古屋へ引っ越す」と告げた。高3の娘の大学受験も、私が努力して掴んだ副店長の席も「暇つぶし」と切り捨てる夫は、すでに会社へ家族帯同を確約していた。だが、父の不在中に自立した生活を築いてきた妻と娘は、もはや昔の従順な家族ではない。男の見栄のために日常を解体されようとした時、妻はある書類を手に立ち向かう。

今すぐ読む