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深夜零時、本妻へ捧げた告発

深夜零時、本妻へ捧げた告発

鳴海 志織 完結 196

「28歳独身」を信じて半年。PAで彼が車を離れた隙に開けたダッシュボードから、見知らぬ領収証が零れ落ちた。 印字された文字は『昭和58年生まれ・43歳』。結婚を焦る33歳の私を弄んでいたのは、高校生の娘を持つ既婚者だった。 怒りに震え、メモにあった自宅番号へ即座にダイヤルする。「お宅のご主人、独身と偽り私と付き合ってます」。 だが受話器の向こうの妻が漏らしたのは、思いがけない嗚咽だった。 「……嘘、またなの?」 さらに翌週、夫が隠していた三つの裏口座とある証拠品が暴かれ――。

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