姑が私のために作ってくれた弁当を、夫・和也が間違えて会社へ持っていった。その数時間後、「弁当に毒が入っている」と連絡が入り、夫は救急搬送される。 本来それを食べるはずだったのは私だった。家族だからと曖昧にせず警察へ届けると、煮物に使われた“調味料”は義妹・結香が前夜に持ち込んだものだと判明。さらに鑑定で、容器と弁当から同じ有害な化学物質が検出される。 結香は、姑からの金銭援助が止まったのは私のせいだと思い込み、強い恨みを募らせていた。しかし夫も姑も最初は彼女を庇い、事故や食あたりとして済ませようとする。 私は科学的な証拠と過去の金銭記録を警察へ渡し、「家族だから」という理由で誰かの罪を別の誰かが背負う連鎖を終わらせる決意をする――。