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流産を嗤う義母と四十年前の手紙

流産を嗤う義母と四十年前の手紙

六畳間の始発音 完結 15

流産で血を流す私を「役立たず」と切り捨てた義母。古希祝いの席で親戚二十人分の料理を一人で作らされ、夫は母の看病まで勝手に押し付けてきた。耐えかねたその瞬間、義母の旧友が静かに立ち上がり、黄ばんだ手紙を座卓に滑らせた。「幸子さん、四十年前のあなたの言葉を覚えている?」――その便箋が開かれた瞬間、大広間の空気が凍りついた。

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