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存在しない306号室

存在しない306号室

解體現場の雨音 完結 0

修学旅行で「身勝手な無断脱走」と処理された姉たち四人の失踪。廃旅館の解体を前に元担任へ届いたのは、四人だけが実在しない部屋に割り当てられた十年前の管理表だった。「警察に出すな」と叫んだ元副担任が階段から転落する中、図面を追う妹は、清掃具置場の奥に隠された違法な連絡通路を暴き出す。重機搬入まで残り七日。暗闇の天井裏から落ちた生徒のカメラが、大人が隠し続けた『306号室の真実』を再生し始める。

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