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「前のパパをこっそり好きじゃダメなの?」

「前のパパをこっそり好きじゃダメなの?」

換気扇の低い音 完結 0

娘の再婚が決まり、安堵したのも束の間。七歳の孫が持ち帰った「家族の絵」は、実父の姿だけが紙の破けるほど消しゴムで削り落とされていた。「新しいパパを悲しませないため」と怯える孫は、新居で完璧な息子を演じ、思い出のオモチャを生ゴミに捨てられる。大人の都合で塗り潰される子どもの心。祖母である私は、両家が揃う祝いの席で、隠された事実を突きつける決意をする。

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