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19歳で相続した呪われた屋敷

19歳で相続した呪われた屋敷

篠原 澪 完結 0

父を亡くし、天涯孤独となった19歳のしずが相続したのは、村人から「呪われた隠れ屋敷」と恐れられる山奥の古い家だった。莫大な借金まで背負う土地を手放さず、たった1人で暮らし始めた彼女は、囲炉裏のそばで不自然に響く3枚の床板を見つける。 床下の石段の先に隠されていたのは、色褪せたショール、壊れた懐中時計、子供の靴、そして父が残した手紙。そこには、過去に4人の旅人が命を奪われ、最木家が長年その秘密を背負わされてきた事実が記されていた。 さらに帳簿と古文書を辿るうち、事件の陰に村を支配してきた黒崎家の存在が浮かび上がる。 夜には灯油まで持ち込まれ、屋敷ごと証拠を消そうとする者まで現れる。それでもしずは逃げなかった。「明日、床板を全て剥がす」――父と一族の汚名を晴らすため、彼女は村全体を巻き込む告発を決意する。

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