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夫の賞与を全額カットした私に残された離婚届

夫の賞与を全額カットした私に残された離婚届

水野 玲奈 完結 9

夫・朝倉修が3日間も連絡を絶ったことに激怒した社長・神崎はるかは、妻であり上司でもある権限を使い、夫の評価を0、ボーナスを全額カットするよう命じた。 ところが秘書から告げられたのは、「朝倉様はもう社員ではありません」という衝撃の事実。修は3ヶ月前、はるかが幼馴染みの長谷川圭と横浜へ出かけた日に、すでに退職していたのだ。 それでも修は毎朝仕事へ行くふりをし、夜には料理を作り、妻の愚痴を聞きながら、何事もない夫を演じ続けていた。 ようやく異変に気づいたはるかが自宅へ戻ると、指紋認証は消され、夫の荷物もすべてなくなっていた。残されていたのは、財産を一切求めない離婚届と「長谷川様と、末永くお幸せに」という最後の一文。 全てを支配できると思っていた女社長はそこで初めて、3年間、自分が夫の心をどれほど見ていなかったのかを思い知らされる――。

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