"夫の賞与を全額カットした私に残された離婚届" 第18話
あの女は捨てられ、騙され、全てをコントロールしていると勘違いしていた愚か者だ。
今の私は目を覚ました。
自分が違っていたことをはっきりと認識し、今何をすべきかをはっきりと理解している。
エレベーターが1階に着き、にる。
差しがとても眩しい。
9の京は、洗い流されたように空が青かった。
私は会社のビルのにち、スマホを取りしてMicroSDカードのにあったファイルをもう1度確認した。
番に、は気づかなかったファイルが1つあった。
テキストファイルだ。
ファイル名は「はるか」。
くと、たっただけかれていた。
「これを見ているということは、もう全てをったんだね。ごめん。もっとく君を信じさせることができなかった。でもどうであれ、君が無事でいることを願っている」
さらに続く文があった。
「蔵庫のに君の好きなイチゴが残っているよ。くに洗っておいたから、賞期限は3。忘れないでべて」
私は9の太陽のにち、そのをく見つめた。
そしてスマホをポケットにしまい、顔をげて空を見た。
空は青く、はく、にはの匂いがした。
私は呼吸をして、駐へ向かって歩きした。
ハイヒールが面を叩く。
コツ、コツ、コツ。
とてもきく、しっかりとした音。
まるで音のように、1のの音だ。
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もう誰の背景でもない。
誰の付属品でもない。
私自の音。
私はのドアをけて乗り込み、エンジンをかけた。
ナビゲーションに所を入力する。
野。
彼の実だ。
彼がそこにいるかどうかは分からない。
でも私は賭ける。彼はそこにいると。
なぜなら、るにサボテンにをやり、イチゴを洗って蔵庫に入れ、メモの最に寒くなるから着をするようにとを押すような男だ。
彼はくへはかない。
必ず私が探しせるどこかで待っているはずだ。
謝罪を待っているのではない。
私に見つけてもらうのを待っているのだ。
私はアクセルを踏み込んだ。
が流れに流する。
京の朝のラッシュ。
どこもかしこもとで溢れている。
私は窓をろした。
が吹き込み、糸乱れぬ髪をかき乱したが気にしなかった。
私はをらせた。
野の方向へ、彼のいる方向へ。
今度は私が、彼を探しにく。