"義妹が私の弁当に入れたものを、夫が食べた" 第7話
お義母さんがどう嘘をついても科学な証拠は覆らない」
也の顔から血の気が引いた。私が昨刑事さんにの件も全て話したとると、也はベッドので声を荒げた。
「結を刑務所に入れたいのかよ!しでも罪が軽くなるように庇うのが普通だろ!」
「お義母さんのしていることはじゃない。結さんから責任を奪っているだけよ。也、あなたも同じよ。結さんが借を作るたびに尻拭いをして、私にまでを押し付けてきた」
也は「族を揉めさせたくなかっただけだ」と反論したが、私は「揉めさせないために問題を先送りしてきたんでしょう」と蹴した。
也はまだ、結には殺なんてなく、ただ私を腹痛にさせて族会議に来られないようにしたかっただけだといがる。
「あなたは会社で倒れたから命を取り留めたのよ。もし本来の予定通り、私が薬局の奥の部でであれをべていたら、誰にも気づかれずにんでいたかもしれないのよ」
也の息がヒュッと止まった。自分が経験したあの焼け付くような苦しみを妻がでわい、んでいたかもしれない現実。也はようやく事のさを像できたようだった。
「結さんは確実に私の命を危険に晒した。そしてあなたはその加害者を、族だからという理由だけで守ろうとしている」
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也は答えられず、シーツを握るが刻みに震えていた。妹がそこまでしたという事実を認めれば、自分が妹の問題をさく扱ってきたことまで認めなければならないからだ。
午3をし回った頃、史子さんが病に姿を現した。顔はひどく青ざめ、歩み寄りベッド脇のパイプ子に崩れ落ちるように座り込んだ。
「ダメだったわ……私が違えたって説したのに、信じてもらえなかった」
弁当に入っていた成分は特殊な化学物質で、容器からた指紋は結のものだけ。警察はプロだ、母親の浅はかな嘘など見破られて当然だった。
「私は母親なのに、あの子が捕まるのをただ見ていることしかできないの……」
史子さんは両で顔を覆い声を殺して泣いた。娘の罪を自分が肩代わりするという最の希望が打ち砕かれ、絶望の底にいた。
「当たりだ」
ベッドのから、也のくい声が響いた。也は体を起こし、まっすぐに母親を見つめていた。
「警察がそんな嘘に騙されるわけない。結を守りたいなら、結がやったことまで母さんが背負うな」
その言葉は也自が自分に言い聞かせているようにも聞こえた。俺も今までずっと同じだった、結が借を作るたびに裏でを貸して波がたないようにしてきたと也は告した。
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「俺が弁当を違えなかったら、今ここで苦しんでたのは千佳だ。もしかしたらんでたかもしれない。それを族だからって隠すのはもう限界なんだよ」
史子さんは何も言い返せず、ただボロボロと涙を流し続けた。
その、病のドアが控えめにノックされ、担当の刑事が入ってきた。の支と担当者から話を聞いてきたという。
「カードの利用止と再発の続きは、史子さんご本の確なでわれたことが確認できました」
結さんが主張するの提は完全に崩れた。千佳さんが座を支配し無理やり止めさせた事実は切ない。結のりは全くのれだったのだ。
私が史子さんに「どうして結さんにご自分で援助を止めると言わなかったんですか?」と尋ねると、史子さんは震える声で絞りした。
「怖かったの。私が突き放したとったら、あの子が私かられていってしまうとった。私が悪い母親だとわれるのが耐えられなかったのよ」
娘のではなく、娘から求められる優しい母親という自分のを守りたかった。自分が悪者になりたくないというさが、結さんの敵の矛先を私へと向けさせたのだ。
史子さんは自分の甘さが取り返しのつかない事態を招いたというい悔から激しく慟哭した。
数分の、病には鳴き声だけが響いていた。やがて史子さんはハンカチで乱暴に顔を拭い、ゆっくりとちがった。