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"義妹が私の弁当に入れたものを、夫が食べた" 第5話

史子さんは悩み抜いた末に、自分で再発して結さんへの援助を旦止めたのだ。私はそれに付き添っただけで、座を管理などしていない。カードを止めたのは史子さん自のだ。

私が事実だけを伝えると、結さんは顔を真っ赤にして鳴った。嘘だ、千佳さんが母親をそそのかして援助を止めさせたのだと、史子さんに同を求める。

史子さんは娘の剣幕に押されてを閉ざしてしまった。自分が決めたことだとここで娘にはっきり言えなかった。その沈黙が、結さんのい込みをさらに固なものにしてしまった。

「千佳さんが来てからうちはおかしくなったのよ。このは私が邪魔だから、警察を使って私を犯罪者にしようとしてるのよ!」

結さんは泣き崩れるふりをして、也のベッドの端に顔を埋めた。也はきいため息をつき、私に向かって言った。

「千佳、もういいだろう。結も混乱してるんだ。の話は今は関係ない。とにかく警察には俺からただの当たりだったって説しておくから」

也の言葉は、私への確な拒絶だった。妻である私よりも妹のを優先して、事態を収拾しようとするいつもの姿だ。私はく息を吐き、静かに首を振った。

「警察の捜査は、被害者が取りげれば終わるような段階ではありません」

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「なんだよそれ。俺が被害者だぞ。俺がいいって言ってるんだ」

「あの弁当は、本当は私がべるはずだったのよ」

私が言うと、也は瞬言葉に詰まった。もし警察がただの当たりだと結論をすならそれに従うが、調料の確認が終わるに私から話をなかったことにはしないと告げ、私は病をた。

翌の午。私は薬局の休憩でスマートフォンを握りしめていた。着信音が鳴り、昨名刺をもらった担当刑事の番号が表示されていた。私はつ呼吸をして通話ボタンを押した。

「昨回収した調料の容器の件でご連絡しました。先ほど科捜研での初期鑑定の結果がました」

刑事の声は事務でかった。弁当に残っていた成分と、自宅から回収した容器内の成分が致したという。

恐れていた事実が確定された瞬だった。容器のは販の末だしなどではない。通常の品には絶対に含まれない、害な化学物質だという。

「結さんが図にを入れ替えたか、あるいは別の目で所持していたものを渡した能性がいと見ています」

当たりでも材の腐敗でもない。結さんが持ってきた容器のに、確実に毒となるものが入っていたのだ。

これから結さんに本格な事聴取をい、によってはそのまま逮捕もあり得ると刑事は告げた。

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也がどれだけ妹を信じようとしても、警察は容赦なく事実を突きつけるだろう。

夕方、仕事を終えた私は再び病院へ向かった。病では也がベッドのでスマートフォンを見ており、傍らには史子さんが座ってりんごの皮を剥いている。平な族の景に見えた。

「成分の検査結果がたそうです」

私が刑事から聞いた事実をそのまま伝えると、病はを打ったように静まり返った。也は半きにしたのまま私を凝し、史子さんは両で顔を覆いさく震え始めた。

「嘘だろ。何かの違いだ」

也が絞りすような声で言ったが、私は科学捜査の結果であり違いではないと答えた。也は拳をく握りしめた。

「じゃあ、結は誰かからそれを渡されたんじゃないのか。あいつは騙されたんだよ。が何かもらずに、誰かに千佳の好きなだって吹き込まれて……」

まだ認めない。妹が私を狙って危険なものを持ち込んだという能性を、夫は全力で拒否している。

その、史子さんのスマートフォンがけたたましく鳴った。結からの話だった。震える指で通話ボタンを押すと、スマートフォンのスピーカーから漏れるほど、結さんの切り声が響いた。

「お母さんどうしよう!警察が来た!私を警察署に連れてくって言ってる!助けて!」

「結、落ち着いて。あなたあの容器に何を入れたの!?」と史子さんが問い詰めるが、結さんはなんてらなかった、ただの調料だとって渡しただけだと泣き叫ぶ。

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