四十八歳の誕生日の夜、夫から突きつけられたのは一枚の離婚協議書だった。「子供も独立したし、お互い自由に生きよう」と平然と笑う夫は、二十五年間の私の献身を「ただ家にいただけ」と切り捨てる。勝手に自宅の売却査定まで進める夫に対し、私は二十五年分の家事労働をすべて放棄し、自立への道を模索し始める。だが、世間の風当たりは想像以上に冷たく——。
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