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夜勤明けに締め出された私――15分後の「さようなら」

夜勤明けに締め出された私――15分後の「さようなら」

悅子 完結 11

夜勤を終えた看護師の柏木真由が帰宅すると、自分の鍵が使えなくなっていた。「頭が冷えたら謝りに来ればいい」。義母が求めるのは、夜勤前に料理の準備を断ったことへの謝罪。家の中にいる夫まで、締め出しに賛成していた。7年間、毎月10万円を家に入れ、仕事と家事を続けてきた真由は、玄関に立って15分後、謝る代わりに別れを告げる。それでも夫が気にしたのは、その日の夕飯だった。新しい住まいを確保し、やり取りを残すうち、夫があの朝の休暇を申請したのは7日前だったと分かる。なぜ、夫は口論より前に休みを決めていたのか。真由は、家の持ち主である義父へ連絡する。家族のつもりで暮らしていたのは、自分だけだったのか――。

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