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女刑事が止めた息子夫婦宅の毒寿司

女刑事が止めた息子夫婦宅の毒寿司

夕凪の手紙 完結 170

「あの家には絶対に行かないで」――息子夫婦との夕食へ向かう電車で、私・チコは突然、刑事を名乗る女性に引き止められた。優しく理想的な嫁だと信じていた鈴には、前夫や両親が相次いで不審死し、そのたびに多額の保険金を受け取っていた過去があった。しかも私自身も、息子・亮太に勧められて2000万円の生命保険へ加入している。まさか、手塩にかけて育てた息子まで私たちの命を狙っているのか――。信じたい気持ちと恐怖の間で揺れながらも、私は夫・新一と真相を確かめることを決意。小型カメラを仕込んだぬいぐるみを手に息子の家へ向かい、食卓に並んだ寿司を入れ替える。すると亮太と鈴の顔から、一瞬で血の気が消えた。逃げ出した私たちが残した映像には、家族への信頼を完全に壊す会話と、さらに別の人物へ繋がる恐ろしい秘密が記録されていた――。

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