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赤ワインの逆転離婚

赤ワインの逆転離婚

めぐみの夜更けメモ 完結 3870

「彼と離婚して。慰謝料も請求しないでね」 そう言うなり、見知らぬ女は高級レストランで、私の頭から赤ワインを浴びせた。 驚いたことに、夫はワインまみれの私ではなく、その女を庇って立ち上がった。 「警察だけは呼ぶな。彼女とは今夜から一緒になる予定なんだ」 夏のボーナスで予約した食事は、最初から私へ離婚を突きつけるための芝居だったのだ。 私は黙って110番し、白いワンピースと床に広がった赤い染みを警察官に見せた。 ところが女の顔を確認した警察官は、突然入口を塞ぎ、無線である名前を照会し始めた。 「ご主人、この女性にいくら渡しました?」――その質問を聞いた瞬間、夫の手からワイングラスが滑り落ちた。(

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