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何もしない姑の居場所

何もしない姑の居場所

きぬえ日和 完結 6

68歳の絹江は、息子夫婦の家に5年間住み続けていた。 料理も掃除も洗濯もせず、昼はテレビを見ながらお菓子を食べ、嫁のリナが作り置きした食事を当然のように食べ尽くす毎日。リナは仕事と家事に追われ、限界を感じながらも、姑だからと黙って耐えていた。 そんなある日、仕事を辞めた娘・夏帆が家に戻ってくる。 何もしない姑と、社会に疲れて動けなくなった娘。家の中に増えた“何もしない人たち”に、リナの心はついに折れかける。 しかし深夜のリビングで、絹江と夏帆が交わしていた本音を聞いた時、リナは初めて知る。 姑は本当に怠けていただけなのか。 娘は本当に甘えていただけなのか。 壊れかけた家族が、不器用に変わろうとする物語。

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