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喪服妻を捨てた3日後

喪服妻を捨てた3日後

白菊と古い鍵 完結 7

父の告別式を終えた直後、由美の前に夫・浩司が離婚届を置いた。 「会社に戻らない妻はいらない」 父の介護に半年を費やした由美を責める夫。その背後には、会社の若い広報主任・美穂の姿があった。由美は喪服のまま離婚届に判を押し、静かに夫のもとを去る。 しかし、亡くなる直前の父は、由美に一本の古い鍵を託していた。 葬儀が終わった後、父の作業場を開けた由美は、三つの灰色の容器と一枚の試験記録を見つける。そこに記されていたのは、夫の会社の主力商品に関わる、見過ごせない異変だった。 父が最後まで守ろうとしていたものは何だったのか。 そして3日後、浩司の会社では、主力商品の出荷が静かに止まり始める――。

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