"孫放置の報い" 第2話
私はさらに隣民への聞き取りを始めました。
隣の女性は、玄関先で困ったような顔をしました。
「昨、夜まで泣き声が聞こえてましたよ……」
「ご両親は戻ってきましたか?」
「いいえ、度も」
向かいのの男性も同じ証言をしました。
「夜の頃まで泣いてたな。配だったよ」
これで第者証言も揃いました。
そして蓮の体を確認した、私は言葉を失いました。
腕やに、自然な古い傷が複数ありました。
顔も悪い。髪に艶がない。
介護福祉士として見慣れた、栄養の兆候でした。
私は蓮の診察券や母子帳を確認しました。
予防接種は幅に遅れていました。
最の通院は半以。
医療ネグレクト。
そこまで確認した、机の引きしから枚の封筒がてきました。
学資保険の解約通。
私は震える指で付を確認しました。
ヶ。
蓮の将来のためのおまで解約していたのです。
「……もう駄目です」
私はく呟きました。
「これはな放置じゃない。常虐待です」
博も黙ったまま拳を握り締めていました。
その、私は息子夫婦のSNSを確認しました。
そこに映っていたのは、豪華な旅、級レストラン、ブランド品、ホテルのプール。
華やかな笑顔。
子供を放置して得た自由でした。
私はスマートフォンを静かに置きました。
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りを通り越し、がえていくのをじました。
「博」
「……ああ」
「もう容赦はしません」
博はゆっくりうなずきました。
「徹底にやるぞ」
私は蓮を抱き寄せながら、静かに決を固めました。
これは、祖母としての戦いではありません。
専として、親として、この子を守るための最の戦いなのです。
証拠が揃った点で、私は次のに移りました。
だけでいてはいけません。
静に、法に、確実にめる必があります。
私は以、施設の虐待案件で協力してもらった弁護士へ話をかけました。
「先、緊急で相談があります」
事を説すると、話の声がくなりました。
「それは確な保護責任者遺棄です」
「親権止は能でしょうか」
「分能です。証拠も揃っています」
私は即座に依頼しました。
「全てめてください。費用は問いません」
次に児童相談所へ通報しました。
担当者は、事を聞いた瞬に声を変えました。
「緊急性がいケースです」
「証拠は全てあります」
「すぐ担当者を派遣します」
続いて警察にも連絡しました。
「歳児放置の件で相談です」
警察官も刻に受け止めました。
「ご両親が帰国次第、事聴取になります」
話を終えた、私は静かに呼吸しました。
これで逃げはありません。
しかし、私の制裁はそれだけでは終わりませんでした。
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私は博へ向き直りました。
「これまでの援助、返還請求します」
「百万か……」
「はい。全て記録があります」
百万円。
購入百万円。
育児支援百万円。
私は全て記録を残していました。
さらに、宅ローンの連帯保証からもれます。
博は苦い顔でうなずきました。
「本気なんだな」
「息子だからこそです」
私は静かに言いました。
「ここで止めなければ、この子は壊れます」
そして私は最に言いました。
「会社にも連絡します」
博は瞬言葉を失いました。
「社会制裁も必です」
虐待は庭内の問題ではありません。
犯罪です。
博はく黙った、さくうなずきました。
「……分かった」
その、蓮がそうに私たちを見げていました。
私は笑顔を作り、蓮を抱きしめました。
「丈夫よ。ばあばとじいじが守るから」
蓮はさくうなずき、ようやくしたように目を閉じました。
その寝顔を見ながら、私は改めて決しました。
週。
本当の獄が始まります。
週。
午。
のにタクシーが止まりました。
きなスーツケースを引きながら、誠と美が笑いっています。
「最だったな」
「次はヨーロッパきたいね」
私は玄関の奥から、その会話を聞いていました。
最のが消えていくのをじました。
が玄関をけた瞬、リビングにいた私たちと、児童相談所職員、警察官を見て凍り付きました。
「……え?」
誠の顔から血の気が引きました。
私は静かに言いました。
「お帰りなさい。
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