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"流産した義弟嫁を大雪の物置に閉じ込めた義家族の末路" 第10話

「これだけの額が払えないなら、さっさとあそこから退しなさい。違約も請求しますよ」

すると、義母が髪を振り乱し、狂ったように切り声をあげた。

に30万なんて、払えるわけないじゃない」

彼女は私を指差して、被害者ぶって喚き散らした。

「あんた、私たちからも、切なまで取りげるつもりかい?悪魔」

私は全くじず、静に正論を言い返した。

「そもそも、毎のように賃を滞納し、私に甘えて補填させていたのが悪いんですよ」

私はきっぱりと、切の交渉の余がないことを言い切った。

「もう容赦しませんから。賃の未払い分も全額請求します」

私がたく告げると、義両親は悔しそうに唇を噛み、顔を歪めた。

すると、横で聞いていた也が、自分の居所がなくなることに激した。

彼は突然拳を振りげ、鬼のような形相で私に向かって突してきたのだ。

「おい、おら調子に乗んなよ。ぶっ殺してやる」

しかし、誠也は瞬に反応し、私の静にちふさがった。

誠也は振りろされた也の腕を簡単に見切って取り押さえた。

そして流れるような完璧なきで、也の腕をねじりげ、力な関節技を決めた。

そういえば、誠也は学代に柔や格闘技を本格にやっていたのだった。

也は腕の激しい痛みに顔を歪め、の積もる面にいつくばった。

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「痛っ、折れる、折れる」

也はけなく涙とを流しながら命乞いをした。

「いや、やめてくれ、兄貴。悪かった、してくれよ」

誠也は彼の背を膝で押さえつけ、見ろし、酷な声で告げた。

「おい、也。よく聞け」

彼はまゆみさんの固い志を、本の代わりに代弁した。

「まゆみさんは、おとの完全な絶縁と婚を望んでいる」

誠也はさらに、決定な証拠のを突きつけた。

「あの体の痣の診断も病院できっちり取ったし、おに暴力を振るわれたと」

彼は也の顔を覗き込み、逃げを塞いだ。

「警察にも写真付きで全て相談済みだ」

也は「警察」という言葉に震えがり、顔面を真っにした。

「は、警察……」

誠也は也の腕を乱暴に振りほどき、に突きばした。

「あとはせいぜい、留置所で自分の罪を償うんだな」

彼は最に、決して破ってはいけない約束をく釘を刺した。

「俺たちとまゆみさんに2度とづくな。分かったな」

也はすっかり戦を喪失し、面にへたり込んだまま、何度も頷いた。

「はあ……」

彼は怯えた震える声で答えた。

「はい……」

けなくで泣きした也と、全てを失う恐怖で顔面蒼になる義両親。

そこへ、先ほど私たちが事に連絡しておいたパトカーのサイレン音が、を切り裂くようにづいてきたのだった。

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に、私たちはいの優秀な弁護士をまゆみさんにつけた。

そして、也のDVと虐待を理由に、也とまゆみさんの婚を無事に成させた。

也はパトカーに乗せられた、警察で厳しい取り調べを受けた。

彼は度なる暴力の証拠と診断もあり、言い逃れできず最終に逮捕された。

私はさらに、義両親に対して未払い分の賃と慰謝料をきっちり請求した。

指定の期までに払わなければすぐに裁判すると脅すと、彼らは慌ててどこかのから借をしてそれを全額払ってきた。

誠也は宣言通り、法続きを踏んで義実から義両親を完全に追いした。

私もまた、S産のテナントから彼らをに退させることに成功した。

も、働く職も、わずかな貯も、全てを失った義族。

彼らは今、隙の吹く呂なしのボロアパートに3を寄せってんでいるらしい。

彼らは雇いのアルバイトを掛け持ちして必に働き、だるま式に増える借を返しているとのことだった。

それをづてに聞いても、私たちは切同していない。

あんな非な真似をしたのだから、せいぜい獄の苦労をわえばいいとう。

方の私たちだが、あの忌まわしい族と縁を切ったことで、ようやく平穏な常を取り戻していた。

で休養し、ともに健康を取り戻したまゆみさんを、私は自分の働く産会社の事務員に推薦した。

彼女は面接に格して無事に採用され、今では同じ職緒に働くことになった。

真面目で素直な彼女なので仕事の覚えもく、職でも皆からがられている。

さらに最、私にとても嬉しい来事があった。

願だった私の妊娠が判したのだ。

誠也は報告を聞いてびで、毎私の体を誰よりも気遣ってくれている。

これからも、辛い過を乗り越えたまゆみさんの幸せをから願いながら。

私たちは、お腹の子供と緒に、どこまでも温かな庭を作っていきたい。

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