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完結第21話
四十八歳、二十五年の家事を「無職」と呼ぶ夫へ
四十八歳の誕生日の夜、夫から突きつけられたのは一枚の離婚協議書だった。「子供も独立したし、お互い自由に生きよう」と平然と笑う夫は、二十五年間の私の献身を「ただ家にいただけ」と切り捨てる。勝手に自宅の売却査定まで進める夫に対し、私は二十五年分の家事労働をすべて放棄し、自立への道を模索し始める。だが、世間の風当たりは想像以上に冷たく——。因果応報|夫婦|年金|熟年離婚3.2万字5 4 -
完結第14話
残高220円の介護嫁
義母を八年間ワンオペで看取った美奈子。初七日を終えた朝、区役所勤めの義弟・健二が派手な婚約者を連れて上がり込み「このマンションは八千万円で売る。寄生虫は日曜までに出ていけ」と言い放つ。仏具を蹴り飛ばし鍵を壊そうとする義弟。だが、床に落ちた日めくりカレンダーの裏には、月百二十万もの異様な返済メモが刻まれていた。追いつめられた男の暴挙に対し、八年間耐え続けた清掃婦の義姉が静かにスマホを構える。因果応報|相続|介護|年金|金銭問題2.2万字5 3196
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