"眠らされた妻の録音" 第3話
以なら、その寝息にしていたはずです。
けれど今は、同じ布団のにいることさえ怖くてたまりませんでした。
私は彼に背を向け、カーテンの隙から差し込む灯のをぼんやり見つめていました。
気を失った私のそばにち、写真を撮っていた優斗の姿がので何度も繰り返されました。
妻をからしている夫なら、識を失った妻の姿を写真に撮るでしょうか。
それとも、彼は何かを記録していたのでしょうか。
その以、私はすべてを注く観察するようになりました。
義実で倒れたは、必ず義父が直接渡してくれたスープか酒をんだ直でした。義母は私が目を覚ますたび、なぜか私の目をまっすぐ見られませんでした。
度、台所の方から義母のさな声が聞こえました。
「今は何も変わったことはなかった?」
それに対して、優斗がい声で答えました。
「はい」
私は聞こえないふりをしました。
けれど全に鳥肌がちました。
1週、私は決しました。
インターネットで8連続録音ができるペン型の録音を注文しました。注文ボタンを押す、指が震えすぎて、配送先の所を2度も違えました。
自分が何に直面しているのか、まだ分かりませんでした。
でもこのままらないふりをしていたら、いつか取り返しのつかない所へ追い込まれる。
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そんな直がありました。
録音が届いた夜、私は1で浴に座っていました。
義実で眠ってしまった記憶。
かけ違えられたボタン。
消された。
夫が撮っていた写真。
それらがので次々と浮かび、体がたくなっていきました。
そして、さらに恐ろしいことに気づきました。
この4ヶ、優斗は度も自分のスマートフォンを私に見せていませんでした。
以はシャワーを浴びる、私にスマートフォンを預けることさえありました。けれど最は、スマートフォンをほとんどからしません。パスワードも変わっていました。
度、私が何気なくを見ようと彼のスマートフォンをに取った、優斗はすばやくそれを奪い返しました。
「会社の密文が入ってるから」
そのは、私が神経質になりすぎているのだといました。
しかし今は違いました。
ただ骨の髄まで凍るような恐怖をじるだけでした。
午3頃、優斗がトイレへこうとじろぎしました。
私はすぐに目を閉じ、眠っているふりをしました。
彼の音は慎でした。
けれど、スマートフォンのロックを解除する音は、はっきり聞こえました。画面のが井に反射しました。
私は目をけました。
優斗はすぐにトイレへ向かわず、リビングのドアのにっていました。
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そしてをげ、誰かに1分くメッセージを送っていました。
臓が激しく鳴りました。
翌朝、優斗はいつものように勤の支度をしました。
玄関で靴を履きながら、私の額に軽くキスをします。
「今週末、実でご飯をべるのを忘れないでね」
私は彼を数秒見つめました。
「うん」
声が震えなかったことが、自分でも議でした。
玄関のドアが閉まった瞬、私はきしました。
まずノートパソコンをき、優斗が撮った写真をすべて拡しました。
識を失って横たわっている私。
最初は何も見つけられませんでした。
けれど2枚目の写真、の端に映り込んだものを見た瞬、私は呼吸を忘れました。
優斗のものではない、別の男性のがわずかに映っていました。
そのには、黒いが埋め込まれた指輪がはめられていました。
私はその指輪をっていました。
義父が族の集まりや宴会のに、何度もにつけていた指輪です。
喉がカラカラに乾きました。
もし義父までその部にいたのなら、これは単純な夫婦の問題ではありません。
私は会社に話し、そのは宅勤務を申請しました。
そしてそので、のくの気へ向かいました。
コンセント型の偽装カメラを買うためでした。
気の員は、何もらない様子で笑っていました。
「赤ちゃんを見るために買われるんですか?」
私は笑顔を作りました。
「ええ、まあ、そんなところです」
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