"母を泥棒と追い出した兄に届いた妻の浮気写真" 第21話
「ますます気になるんだけど」
私は自分のをめる決を語った。
「ま、いいタイミングだったのかもね。こんな胸くそ悪いたちがいる町なんてい入れも何もないし、この週末にでもていくことにするわ」
彼はき先を尋ねてきた。
「どこにくつもりなんだ?」
私は最通告を突きつけた。
「教える義務はありません。さようなら。浮気男さん」
5のが流れ、私はしい活基盤をしっかりと築いていた。
ある、スマートフォンに見らぬIDからのメッセージが届いた。
「ようゆみ。ご無汰だけど5ぶり」
私は怪訝にいながら画面を見つめた。
「うわ、ブロックしていたのにもしかしてしいIDなの?」
元彼の執さに呆れながら返信した。
「その通り。で、届いた?」
私は何のことかわからず尋ねた。
「何が?」
元彼は得げに打ち込んできた。
「俺とるいこの結婚式の招待状」
私は静に指摘した。
「私の今の所らないでしょ」
元彼は抜けを見つけていた。
「おフリーのメールアドレス持ってるだろ?」
私は記憶を辿った。
「へ? ああ、ここのところ全然使ってないやつなら1つ残ってたかな」
元彼は苛ったように返してきた。
「はあ。使ってないんかよ。そのメアドにWeb招待送ってあるんだよ」
元彼は急かした。
「Web招待、すぐ確認しろ」
私はため息をつきながら承した。
「え、ログインからしなきゃなんだけど」
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元彼は待ちきれない様子だった。
「いいからく」
私は記憶の糸をたぐり寄せた。
「パスワード何だっけな?」
10分、私は無事にログインし、受信箱を確認した。
「マジで来てた。基本に通切ってるから気づかなかった。過1週くらい毎何かしら送ってきてんじゃないの?」
元彼は肯定した。
「そうだよ」
元彼のをかけたに呆れた。
「そのメールで反応なかったから仕方なくLINEIDをしくしてこうして連絡したわけ」
私は皮肉を込めて言った。
「え、そこまでしたの?」
元彼は当然のように席を求めた。
「じゃあ席ってことでいいな」
私は即座に断った。
「いや、くわけないでしょう」
元彼は理解できないというに返してきた。
「なんで自分の妹の結婚式じゃんか。族の幸せを願えないとかちょっとあれだぞ」
私はをわにした。
「あれって何よ?」
元彼はれな推測を披した。
「ふーん」
元彼の言葉は私を見していた。
「妹のさに嫉妬しているとか、容姿でも恋でも妹に勝てないことを妬んでいるか」
私は静に自分の気持ちを伝えた。
「るいこのことは何ともってないよ。その町をてから51度も会っていないし、そもそもだし」
元彼は核に触れる質問をした。
「そういえばおどこに引っ越したんだ? るいこや義両親に聞いても何も聞いてない。
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らないとしか言わねえし」
私は平然と答えた。
「うん。教えてないもの」
元彼は呆れたように返した。
「やっぱそうだったのかよ」
元彼は仲介役を気取った。
「今度の結婚式をに仲直りしたらどうだ?」
私は怪訝にった。
「仲直り?」
元彼はお違いな説教を始めた。
「つまりあれだろ。いでほとぼりめた頃に帰るつもりがなんか帰りづらくなっちゃってそのまま5のがってじ。ガキかよ」
私は真実を突きつけた。
「最初から帰る気なしでてきたんだけども」
元彼は驚いたようだった。
「へ」
私は今の予定を告げた。
「今何らかの用事でち寄ることはあるかもだけど、再びんだりるいことそのに会ったりという考えはないよ」
元彼はお節介を焼いてきた。
「まあまあ張るなって。るいこはおにとってこの世でたった1の妹じゃんか」
元彼は自分の度量のきさをアピールした。
「おならい妹の結婚式は祝ってやれるよな。々うところはあるのかもしれないけど郎が元彼でも気にせず気軽に席してくれよ」
私はため息をついた。
「その様子だとやっぱりまだ何も聞いてないんだ」
元彼は議そうに尋ねた。
「何が?」
私はで示したことを伝えた。
「今Webの返信を欠席で返しておいたから」
元彼は慌てた。
「え? おい」
私は再度を押した。
「あと私伝えたことあるとうんだけど。るいこは実の妹じゃないしだからね」