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"学費120万円をくれた伯父と、土地を狙う伯父" 第22話

翌、私は域包括支援センターへ話をしました。

公平おじさん本が相談を望んでいることを伝え、宅で暮らすためにどんな支援が考えられるか尋ねました。

職員からは、まず本の活状況を確認し、必に応じて介護に関する相談や宅内の全対策を考える流れだと説されました。

私はそので何かが決まるとはっていませんでした。

だから訪問のだけを、おじさんと相談して決めました。

数、職員がを訪ねてきました。

おじさんは自分で玄関までました。

私は横にちましたが、代わりに答えないようにしました。

「ここで暮らし続けたいですか?」

職員に聞かれると、おじさんはすぐに頷きました。

「できるならここがいい」

その言葉を聞いて、私はノートを閉じました。

今までの確認で、番切な答えはもうていました。

施設へ入るかどうかを決めるに、本はここで暮らしたいのです。

職員は浴や玄関、寝までの線を見ながら、すりや段差への対策について説しました。

事については、域の配サービスも紹介されました。

買い物や通院についても、使える移段を1つずつ確認しました。

おじさんは全部を利用すると言ったわけではありません。

「飯は毎じゃなくていい。買い物は週に1回くらい助かる」

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自分に必なものだけを選びました。

私はその答えを、そのまま尊しました。

助ける側ののために、支援を増やしすぎるつもりはありませんでした。

宅の直しについても、私は勝に業者へ頼みませんでした。

おじさんと相談し、まず浴と玄関のすりを優先しました。

階段については今、なるべく1階で活できるように使うものの置き所を変えることにしました。

2階にあるものを全部移すのではなく、毎使うものだけをろしました。

おじさんは自分で持てるものは自分で運びました。

私はいものだけ伝いました。

1つずつ活を変えるたびに、おじさんの顔から緊張がし減っていくように見えました。

のことは、それとは別におじさんとめました。

私は公平おじさんへ、正尾おじさんの会社以からも査定を取っていいか尋ねました。

「比べてから決めたい」

おじさんはそう言いました。

私は域の産会社を複数選び、同じ範囲のについて査定を依頼しました。

査定額だけでなく、どこが売却対象になるのか、境界の確認が必か、売却までにどんな順があるかも聞きました。

数週、結果が揃いました。

額には幅がありましたが、正尾おじさんの会社がしていた条件はよりかなりいものでした。

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私はそのを、おじさんのへ並べました。

「どうする?」

答えは私が決めませんでした。

おじさんはをかけて見比べました。

「全部は売らん」

やがてそう言いました。

「のろをしだけなら売ってもいい。このは残す」

「残すのね」

私は頷きました。

その、おじさんは初めて自分ので、売ると残すを分けて決めました。

正尾おじさんへ伝えたのはそのでした。

私は1で話するのではなく、公平おじさんが同席できるにしました。

「のこと決めたのか」

正尾おじさんは最初にそう聞きました。

私は公平おじさんの顔を見ました。

公平おじさんが自分で答えました。

「全部は売らん」

話の向こうでい沈黙がありました。

「施設はどうするんだ?」

「入らん」

「また倒れたらどうする?」

「そのためのすりも事も、相談して決めた」

おじさんの声はきくありませんでした。

でも迷いはありませんでした。

正尾おじさんは私に向かって言いました。

「おが余計なことを吹き込んだんじゃないだろうな」

以なら、その言葉に腹をてていたといます。

今は違いました。

「決めたのは公平おじさんです」

私はそれだけ答えました。

「査定も本の希望で複数取りました」

正尾おじさんは何か言いかけました。

私は続けました。

「売るかどうかも、どこを売るかも決めるのはおじさんです」

今度は話の向こうがく黙りました。

おじさんが自分でを示した以、正尾おじさんが代わりに決める余はありませんでした。

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