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"学費120万円をくれた伯父と、土地を狙う伯父" 第9話

母と相談し、何に使ったか分かるようにノートに記録することにしました。

おじさんもらったからと言って、自由に使えるおだとはいたくありませんでした。

学には、に相談した制度の申請を続けると連絡しました。

奨学の続きもめました。

期の仕事も、決まっただけ入ることにしました。

おが入っても、それまで始めたことをやめるつもりはありませんでした。

自分でできる分は、自分で負担するつもりでした。

に戻ると、母がカレンダーの支払い期限に引いていた赤い線を消しました。

その横に、京へるをき込みました。

私はその文字をしばらく見ていました。

けるかもしれない、ではありません。

くが決まったのです。

夜、公平おじさんへ話をしました。

「続き、終わったよ」

「そうか」

おじさんはそれだけ答えました。

「公平おじさん」

「なんだ?」

私はありがとうと言おうとして、し迷いました。

昨、まだ言えないと言ったばかりでした。

でも今は、言わずに話を切る方が違うといました。

「ありがとう」

おじさんはすぐには返事をしませんでした。

「ちゃんと言ってこい」

やがて、それだけ言いました。

私は受話器を置きました。

120万円を受け取った事実は、もう元には戻せません。

豚を売って作られたおで、私は学へくことになりました。

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だから私はそのから、ので1つの約束を持つことにしました。

いつか働けるようになったら、このおをおじさんへ返す。

その約束がおじさんの望みではなかったことを、私はまだりませんでした。

学へ入学した、私は京のさな部で暮らし始めました。

畳ほどの部に、母と選んだ布団と机だけを置きました。

公平おじさんにもらったおの残りは、活費と教材費に分けて使いました。

使った額は、その都度ノートにきました。

おじさんから頼まれたわけではありませんでした。

それでも私は、何に使ったのか分からなくなることが怖かったのです。

奨学の続きもみ、入学は毎の負担をしずつ自分で支えられるようになりました。

空いたには、学のくでアルバイトをしました。

授業が終わってから、閉まで働くもありました。

最初の頃は疲れて、教科をいたまま眠ってしまうこともありました。

そんなは、母の言葉をいしました。

『働くだけの4にしたらが違う』

その言葉のおかげで、試験だけは勤務を減らす勇気を持てました。

収入が減るはでした。

けれど、学へく目を自分で壊すわけにはいきませんでした。

1目の、公平おじさんへ話をしました。

「ちゃんと通ってるよ」

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「そうか」

「仕事も続けてる」

「無理するな」

おじさんは相変わらずく答えました。

私は返済の話をしようとして、結局やめました。

まだ返せるほどのおがなかったからです。

途半端な約束を言うより、まず卒業までたどり着こうといました。

2目になると、授業にも京の活にもし慣れました。

けれど、慣れた分だけ費も見えるようになりました。

教材を買う、代が増える、体調を崩して仕事へ入れない。

計画通りにかないことは何度もありました。

その度に、120万円があったから最初の1を越えられたのだと実しました。

私はその額を忘れないよう、ノートのろにさくき続けました。

120万円。

返すお。

誰にも見せない、自分だけの約束でした。

4目の、私は学を卒業しました。

母は卒業式のために京まで来てくれました。

公平おじさんは、仕事があると言って来ませんでした。

私は卒業証を持った写真を母に撮ってもらい、そのの夜におじさんへ送りました。

話をかけると、おじさんは写真を見たと言いました。

「卒業したよ」

「見りゃわかる」

「ありがとう」

「もういい」

おじさんはいつもの調子でした。

私は笑いました。

卒業すればすぐに働いて、順調に返せるとっていました。

けれど、社会にてからの方がい通りにならないこともありました。

最初に入った会社では、仕事の覚えが遅く自信をなくしました。

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