"学費120万円をくれた伯父と、土地を狙う伯父" 第4話
の修学旅の積みてを払えたことも、受験料を何分も用してくれたことも、当たりではなかったのです。
その事実をると、学へきたいという気持ちを引っ込めるべきだともいました。
けれど、母が昨言った言葉がに残っていました。
『遊んでいて受かったんじゃない』
私は机の端に置いた格通を見つめました。
学を諦めることと、母を楽にすることは、同じではないのかもしれません。
だからこそ、まず使える制度を自分で確かめる必がありました。
窓がくになり、私は受話器を取り、学へ話をかけました。
呼びし音が鳴るだけ、臓の音がきくじられました。
やがて担当のにつながると、私は格者であることと、入学の支払いについて相談したいことを伝えました。
その話で、全ての答えがたわけではありませんでした。
制度ごとに担当が違い、計の状況によって確認する内容も変わると言われました。
ただ、学支援の相談窓へけば、詳しく説を受けられることは分かりました。
「お越しいただくことはできますか?」
話の声に、私はすぐに自分の予定を確認しました。
「はい、けます」
を決め、必な類を聞き取りました。
収入の分かるもの、入学続きの案内、本確認のできるもの。
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全部を揃えれば解決するという話ではありません。
それでも、何を持ってどこへけばいいのかは決まりました。
話を切ると、私はノートの番にきく丸をつけました。
昨まで私たちは、親戚の返事を待つだけでした。
でも今は、自分たちで確かめにく予定が1つできています。
夕方、母が仕事から帰ると、私は相談のと必な類を伝えました。
母は着も脱がないまま、蔵庫の横のカレンダーを見げました。
「、午なら休みを代わってもらえたよ」
「緒に来てくれるの?」
「計のことを聞かれたら、みさだけじゃ分からないでしょう」
私はきく頷きました。
母もまた、勤務先に相談して自分のをかしてくれていたのです。
私たちはテーブルのに、必な類を1つの透な袋へまとめました。
最に、母が所録のある棚へ度だけ目を向けました。
けれど、もう取りそうとはしませんでした。
親戚に頼むを閉じたことで、がなくなったわけではありません。
むしろ、頼れる相が減った分だけ怖さは増していました。
それでも翌朝、私たちは誰かのではなく、学の相談窓へ向かうことになりました。
そこで初めて、格したにも越えなければならない現実が、具体な形で見えてくることになります。
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翌朝、私と母は始発にいに乗りました。
学までのは、受験のにも度歩いています。
あのは、試験会へ遅れないことばかり考えていました。
でも今は、同じがまるで違う所に見えました。
格したのに、まだ学になれたわけではありません。
私は鞄のの透な袋を、歩きながら何度も確認しました。
格通、入学続きの案内、母の収入が分かる類、本確認に必なもの。
昨話で聞いたものは、全部入っていました。
学支援の窓へ着くと、担当の職員が私たちをさな相談席へ案内しました。
私は事を最初からく話す代わりに、昨のノートへいた質問を順番に聞きました。
「入学に使える支援はありますか?」
職員は元の類を確認しながら、丁寧に答えました。
奨学には、入学に申し込むものや、採用されても実際に振り込まれるまでがかかるものがあるそうです。
計の事によって、個別に相談できる制度もありました。
ただし、申請したそのに必なおが用されるわけではありません。
私はペンを握り直し、次の質問をしました。
「支払いを待ってもらえる制度はありますか?」
学には、事を確認したで相談できる仕組みがありました。
けれど、申し込めば必ず全額の支払いが先送りになるわけではありませんでした。
入学のを確定するために、期限までに必になる額もどうしても残ります。