"盗撮で脅した夫と1億円超の301号室" 第13話
「誰だろう?」
携帯話をに取り、画面をつけた瞬、私は鳴をげそうになった。
送信者は、あの男、加藤圭だった。
メッセージの文面が目にび込んできた。
『おい、かずみ。眠れるか?』
次々とメッセージが送られてきた。
『おら昨は見物だったな。俺がぶらでていったとうなよ。勘違いするな』
画面には、画ファイルが1つ添付されていた。
『これはお試しだ。オリジナルは俺のクラウドに全部保してある』
最のメッセージが、私を絶望の淵に突き落とした。
『今に俺の言うことを聞かないと、この画、おの同級、親戚、そしてインターネットに全部ばらまいてやるからな』
がブルブルと震えて、携帯話を落としそうになった。
添付された画ファイルをタッチする私の指が、麻痺したように固まっていた。
しかし、確認しなければならなかった。
私は震える指で再ボタンを押した。
画が再された。
画面のには、昨のリビングで起こったことがそっくりそのまま映っていた。
たけしさんが半裸で私を抱いている姿。
私が乱れた髪でたけしさんのろに隠れる姿。
しかし、画のアングルが変だった。
が撮ったものではなかった。
まるで井のいところから見ろしているような、固定されたアングルだった。
私は絶望のあまり、布団をかぶって叫んだ。
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「ああ!」
羞恥で全が真っ赤になった。
自分ののリビングで私がを交わし、危に瀕するその全ての瞬を、誰かが見ていたという事実があまりにも恐ろしかった。
鳴に驚いたたけしさんが、フライ返しも置かないまま部にび込んできた。
「かずみさん、どうしたの?」
私は泣きながら、携帯話を彼に差しした。
「たけしさん、これ見て。私たち、全部撮られてた。どうしよう」
画を確認したたけしさんの表が、瞬にして固く凍りついた。
彼はい声で吐き捨てた。
「このクソ野郎が」
たけしさんは画を睨みつけるように見ていたが、突然眉をひそめて呟いた。
「ちょっと待って。このアングル、どこから撮ってるんだ?」
私は首を横に振った。
「分からないわ。夫が撮ったんでしょう?」
たけしさんは首を横に振った。
「いや、違う。あいつ、入ってきてすぐ刃物を探しにったじゃないか。携帯話を持っている余裕はなかったはずだ」
彼は画面をい入るように見つめた。
「これは固定カメラだ」
たけしさんは携帯話を持ってリビングにびした。
私も震えるを引きずって、彼のを追った。
たけしさんはリビングの真んにち、画のアングルと実際のリビングを交互に見比べた。
彼の線が、飾り棚のを舐めた。
テレビ、セットトップボックス、エアコン。
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そして彼の線が止まった所は、まさにあの置き計だった。
昨、夫がていくにチラチラと見ていた。
しかし、たけしさんがちはだかったために持っていき損ねた、あの計。
たけしさんは計を指差した。
「これだったのか」
たけしさんが計をに取った。
彼は裏側を細かく確認し始めた。
「ただの計じゃないな」
彼が計の裏側の池カバーをけた。
すると、そのに隠されていたさなSDメモリーカードスロットと、赤いが点滅する超型レンズモジュールが現れた。
たけしさんはい声で言った。
「Wi-Fi型の隠しカメラだ。源が繋がっていれば24撮して、クラウドに転送するタイプだ」
彼は夫のを推理した。
「あいつがから携帯話で見ていたか、で確認したんだ」
の力が抜け、私はそのに座り込んでしまった。
私は震える声で呟いた。
「まさか、10も緒に暮らした妻を監していたなんて」
ゾッとした。
夫は私を疑って、あるいは変態な好奇でこのカメラを設置し、隙を見ては盗み見ていたのだ。
私は絶望に押しつぶされそうになった。
「もう終わりだわ。何もかも」
私は力なく呟いた。
「あのがこれをばらまくって。所のたちに全部らせるって。私、もう顔をげて歩けない」
私のが根こそぎ否定されるような気分だった。
「ぬしかないわ」
しかしそのだった。
たけしさんが私の肩を痛いほどく掴んだ。