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"3200万円を隠した姑と「養ってやる」の夫" 第11話

それは、私がで発してもらった宅ローンの返済細だ。

、私の個座から毎確実に引き落とされてきた額の記録。

その総額は、すでに百万円を超えていた。

夫は昨夜、私を「養ってやっている」と言い放った。

しかし、数字は決して嘘をつかない。

このを実質に支えローンを払い続けてきたのは、違いなく私なのだ。

私はその額に赤いマーカーで太線を引き、卓の央に置いた。

横には昨見積もった事代の料表もそのまま並べてある。

私は静かにお茶を淹れ、夫が帰ってくるのを待った。

夕方半。

玄関のドアが乱暴にく音がした。

夫が帰宅したのだ。

と同じように、嫌で音がリビングにづいてくる。

夫はリビングのドアをけるなり、声で鳴った。

「おい美! 今の飯はできてるんだろうな!」

私はソファから静かにがり、卓のを指差した。

「昨も言いましたが、あなたの事はありません」

夫の顔がりで気に赤く染まった。

「おいい加減にしろよ! 誰のおかげでこのめてるとってるんだ!」

その言葉を待っていた。

私はたいを消した声で言った。

「だから、それを見てくださいと言っているんです」

私の声に、夫は瞬怯んだ。

そして、卓のに置かれたしいに目を落とした。

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そこに印字された私の座からの宅ローン引き落とし総額。

赤いマーカーで引かれた『22,000,000円』という数字。

それを見た瞬、夫の表がピクリと固まった。

「俺が養っている」という言葉がいかに現実れした妄であったかという絶対な事実のに、夫の傲な態度は徐々に崩れ始めた。

夫のが微かにき、言い訳の言葉を探しているようだった。

しかし、夫の揺はそれだけでは終わらなかった。

静まり返ったリビングに、夫のスマートフォンの通音が鳴り響いた。

夫が胸ポケットからスマートフォンを取りし、画面を見る。

それはアプリからの自だった。

『共座から4,000,000円のお引きしがありました』

そのいメッセージを読んだ瞬、夫の顔から気に血の毛が引いていくのを、私は静かに見つめていた。

夫のが微かに震え始めている。

私がただ黙って耐えるだけの女ではないことに、彼はようやく気づき始めたのだ。

夫の声がひっくり返っていた。

「お、これどういうことだ!?」

スマートフォンの画面を私に突きつける夫の刻みに震えている。

そこには百万円のお引きしという通がはっきりと表示されていた。

私は慌てることもなく静かに頷いた。

「共座にあった百万円のうち、私の分を個座に移しました」

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夫は激し、卓のを乱暴に弾いた。

「勝なことをするな! あれは俺たちの活費だろうが!」

私は赤いマーカーで線を引いた百万円の文字を指差した。

活費と言いますが、毎宅ローンを払っているのは私です。その座のおは、私が々の活費を切り詰めて貯めたものです。半分を受け取る権利は当然ありますよね」

正論を突きつけられ、夫の顔が歪んだ。

夫はきな声をし、威圧することで私を黙らせようとした。

「権利だと? お誰に向かってを利いてるか分かってるのか!」

これまでは私が面倒を避けてを噤んでいた。

しかし今の私に、そのは通用しない。

私がたく言い放った。

「声のきさで、数字の事実は変わりませんよ」

夫は言葉に詰まった。

そこに、騒ぎを聞きつけた義母が階からドタドタとりてきた。

義母は嫌そうにリビングに入ってくると、夫の顔を見て驚いた。

「何なのよ、さっきから声をして所迷惑でしょう。幸、どうしたの? 顔が真っ青じゃない」

夫は義母の問いには答えず、ただ憎々しげに私を睨みつけている。

私は義母に向かって淡々と事実を告げた。

「私が夫婦の共座から、百万円を引きしたんです。正当な私の財産ですから」

義母のから鳴のような声ががった。

百万円!? あなたそんなを持っていたの? なのに私には毎いお茶ばかりませていたの!」

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