"寝室の異臭を隠した夫の本当の目的" 第10話
さゆりは痛ましそうに私を見た。
「由美、あなたこんなになるまで1で抱え込んでいたのね」
さゆりの声はりとしみで微かに震えていた。
デスクのには、カビ臭いベッドのや夫の斎の隠し箱から見つけした品々が広げられている。
の名がかれた母子健康帳のコピー。
私に無断でかけられた3社分の額な命保険の証。
両親が残してくれた1500万円の定期預が全額の座に送された通帳の記録。
義母と夫と、そして妊娠のが居ので笑いっている写真。
そして、私を精神病棟に隔するための任入院同だ。
さゆりは同の「妄癖」「奇」とかれた健の文字を指でなぞりながら、ギリッと奥歯を噛み締めた。
さゆりのセリフ:「これは単なる倫や浮気の問題じゃないわ。両親の遺産の横領、私文偽造、そして当な拘束の準備。健さん、浩子お義母さんがやろうとしていることは完全に犯罪よ。彼らは由美の財産を全て奪ったで、由美を社会から抹殺しようとしているのよ」
私は力く答えた。
「ええ。私も昨までは自分が狂ってしまったのかと何度もいました。でも、両親の切な仏壇までゴミとして捨てるという彼らのメッセージを見て目が覚めたんです。さゆり、お願い。
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私、もう泣き寝入りはしたくない。両親のおも私の25も全部取り返したい。彼らに自分たちがどれだけ恐ろしいことをしたのかいらせてやりたいの」
私の静かですが絶対に引かない決の宿った声を聞いて、さゆりは力く頷いた。
さゆりのセリフ:「分かったわ。私が全力で由美を守るし戦うわ。でもね、由美。相はあなたを精神病患者に仕てげようとしている。もししでもあなたが取り乱したり鳴り込んだりしたら、彼らはそれを病気の症状がたと主張して制に病院のに乗せてしまう危険があるわ」
私はげに尋ねた。
「じゃあ私はどうすればいいの?」
さゆりは真剣な顔で答えた。
「まずはあなたが完全に精神に正常であるという決定な証拠を作ること。これが1番の盾になるわ」
さゆりはそう言うとすぐにデスクの話を取り、懇にしている信頼できる精神科医に連絡を取ってくれた。
そしてそのの午、私はさゆりの付き添いで都内の静かなクリニックを訪れた。
診察で私を待っていたのは、髪の穏やかな男性、医師だった。
私は夫が用した入院同のコピーを見せ、ベッドので見つけた気な写真や常に受けているモラハラについて、淡々と、しかし詳細に説した。
医師は私の話を最まで静かに聞いた、くため息をついた。
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医師は優しく言った。
「さん、あなたは本当によく耐えてこられましたね。そしてこの恐ろしい計画に気づき、取り乱すことなく静に弁護士の元へ向かわれた。あなたの精神状態は極めて正常であり、むしろ驚くほど理性でい方です」
医師はペンを取り、サラサラと診断をき始めた。
医師はペンをかしたまま言った。
「『抑うつ症状、妄、統失調症などの精神疾患の兆候は切認められない。極めて正常な精神状態である』とはっきり記しておきます。これに私の実印を押してお渡しします。もしご主が無理やりあなたを精神科に連れてこうとしたり、業者が踏み込んできたりしたら、堂々とこの診断を見せなさい。彼らの計画はその点で根底から崩れります」
私は診断を受け取り、くをげた。
「先、ありがとうございます。本当にありがとうございます」
分い封筒に入れられたその診断を受け取った、私の目からポロポロと涙がこぼれた。
この25、健からも義母からも「おはおかしい」「おは役にたない」と否定され続けてきた私にとって、第者から「あなたは正常だ」「あなたは正しい」と認めてもらえたことは何よりもきな救いだった。
事務所に戻った、さゆりはさらなる具体な反撃の準備をめてくれた。
さゆりのセリフ:「由美、この診断であなたのの全は確保できたわ。