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"「介護が悪い」と責めた家族の3日後" 第6話

その言に、張り詰めていたしだけ緩み、わず涙がこぼれそうになった。

医師は真剣な声で告げた。

「このまま続ければ、あなた自子になりますよ。今は休むしかありません。」

医師はそう言って、1枚の診断いてくれた。

度の腰椎椎板ヘルニア、及び絶対静をする。』

その診断を受け取った、私のさな堵が広がった。

私が1で耐え、苦しんできた11の痛みが、初めて公な証拠として形になったのだ。

私はそのをお守りのように、バッグの奥へ切にしまった。

同じ頃、実では弓が1で昼の介護に向きっていた。

俊夫は仕事があるからと言って、朝くに逃げるようにていったのだ。

弓の顔には、昨までの余裕は微も残っていなかった。

髪は乱れ、エプロンには義母の事がしこぼれたシミがついている。

の介助だけで、すでに1が経過していた。

は私が用した柔らかいお弁当だったが、今は弓が自分で作ったおかゆだ。

しかし分がなすぎたため義母はむせてしまい、半分もべられなかった。

弓はため息をつき、器をげるために台所へ向かった。

義母が昼寝をしている、弓はリビングの子に崩れ落ちた。

テーブルのには、私が置いていったあの分い介護ノートがかれたままになっている。

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弓は何気なく、そのノートの過のページをめくった。

そこには義母の体温や血圧だけでなく、私のさなメモがびっしりとき込まれていた。

『夜にむせ込みあり、1をさする。』

『朝5、1階の全自洗濯乾燥が壊れていてコインランドリーへる。』

『デイサービスを休み、1の痛みを訴えて泣かれる。私も緒に泣いた。』

1ページ、また1ページ。

11分の孤独な夜の記録が、弓の目にび込んできた。

文字の乱れから、私がどれほど疲れ切った状態でペンを握っていたかが伝わるはずだ。

弓は初めて気づいたのだ。

このノートはただの連絡帳ではない。

私の血の汗と、削られた命の記録なのだということに。

その、弓のがあるページで止まった。

それは3

義母が肺炎になりかけて、した週の記録だった。

ノートの隅に、私が赤き残したメモがあった。

『俊夫さん、会社の同僚と泊の温泉旅へ。夜、私1で救急来へ連れてく。』

弓は息を呑んだ。

その週、弓は俊夫から話でこう聞いていたのだ。

「俺は毎晩徹夜で病をしていて、本当に倒れそうだ。」

だから弓は親族の集まりので、兄を誇らしげに語ったのだ。

「お兄ちゃんは本当に親孝だ」と、褒め称えた。

俊夫はそれをごく自然な顔で受け入れ、満そうに頷いていたのだ。

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弓はノートを持つを震わせた。

兄は実の母親の命がかかっているでさえ、自分の楽しみを優先していた。

そしてその全ての負担を妻である私に押し付け、周囲には自分がやっていると嘘をついていたのだ。

弓のに、兄へのと、私への烈な申し訳なさが同に湧きがった。

方、その俊夫は職で最悪の午を迎えていた。

に何度も起こされたため、がぼんやりとしている。

事な類でミスを連発し、若い司から呆れたようにため息を吐かれた。

司はデスクのち、腕を組んだ。

「佐藤さん、お母様の介護で変なのは分かりますが、仕事に支障がると困ります。介護休暇の制度使ったらどうですか?」

司の言葉に、俊夫は笑いを浮かべた。

「いや、妻が専業主婦でずっとにいますから丈夫です。」

司は怪訝な顔をした。

「でも、奥様が倒れられたんでしょう。お母様の介護度はいくつなんですか?」

「え?」

俊夫は言葉に詰まった。

介護……」

彼は自分の母親の介護度すららなかったのだ。

ケアマネージャーの名も、通っているデイサービスの曜も、1つも答えられなかった。

司の目が同から軽蔑へと変わるのを、俊夫はっきりとじた。

司はたく言い放った。

「佐藤さん、今まで全部奥様に丸投げだったんですね。

静かでたいその言葉が、俊夫の胸にく刺さった。

会社での評価や世体を何よりも気にする彼にとって、その線は耐え難いものだった。

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