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"「介護が悪い」と責めた家族の3日後" 第2話

私は夫の方へ顔を向けた。

になんてなっていません。」

11ずっとみ込み続けてきた言葉が、静かに溢れした。

「私は今まで、自分の体が痛くてもがあっても、1も休まずにお義母さんを見てきました。」

私は弓と俊夫を交互に見つめた。

「でも結果がないのは、私のやり方が悪いからだと言われたんです。」

私はファイルのの鍵を指差した。

「これ以私が命を預かるのは無責任でしょう。」

「だからって、ノートと鍵を置いてどうするつもりだ?」

俊夫が声を荒らげた。

私は俊夫の声にもじなかった。

「私、今から3、実に帰ります。」

私は壁のカレンダーを見た。

「3からは、から予約していたショートステイがお義母さんを迎えに来ます。」

私は再び2に向き直った。

「だからこの3は、俊夫さんと弓さんで正しい介護を見せてください。」

弓の顔気に青ざめた。

「ちょっと待ってよ。私、もパートがあるのよ。」

弓が抗議するように言った。

私はややかに見つめ返した。

「私も11は正社員で働いていましたよ。」

私のたい言に、弓は言葉を詰まらせた。

俊夫は舌打ちをして腕を組んだ。

「3くらい俺たちで何とでもなるさ。おやしてこい。」

俊夫は勝ち誇ったようにで笑った。

「どうせの朝には配になって泣きついてくるに決まってる。

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弓も俊夫の言葉を聞いて、したように息を吐いた。

2は介護というものを完全に甘く見ていた。

お弁当を買ってきてべさせ、おむつを1数回変えれば終わるものだとい込んでいたのだ。

私は何も言い返さず、バッグに財布と携帯話だけを入れた。

玄関に向かう途、義母の部の襖をしだけけた。

ベッドに横たわる義母は、配そうな目で私を見ていた。

私はさく微笑み、声をさずにかした。

しだけお休みをもらいますね。」

義母はゆっくりと目を閉じ、さく頷いてくれた。

私は襖を閉め、玄関のドアをけた。

ドアを閉めた瞬たいが頬を打った。

私は振り返らずに歩きした。

俊夫と義妹はまだ気づいていない。

私が置いてきたあのファイルのには、1に何回もわなければならない、命を繋ぐための緻密な順がかれていること。

そして彼らの獄はの朝を待たず、今の夜から始まるということを。

かられるバスので、私は自分の両をじっと見つめていた。

指の関節は太くこわばり、あちこちにさな傷跡やあかぎれがある。

ハンドクリームをゆっくり塗る暇さえなかった、11の証だった。

膝のに置いたバッグは、数分の着替えが入っているだけなのにとても軽くじる。

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これまで私が背負ってきたもののさを、改めてらされた。

11というは決していものではない。

私がここまで耐え続けてきたのには、理由があった。

ただ夫に逆らえなかったわけでも、自己犠牲に酔っていたわけでもない。

始まりは、族としての責任と約束を信じていたからだ。

11、義母である文子さんが脳梗塞で倒れ、救急搬送されたのことは今も鮮に覚えている。

命を取り留めたものの、にはい麻痺が残った。

退院を控えたある、病院のさな面談族会議がかれた。

医師とケアマネージャーをにして、夫の俊夫と義妹の弓は力く言った。

族みんなで協力して、で母さんを見ます。」

弓も私のを握って言った。

「私もしょっちゅう伝いに来るから、さん緒に頑張ろうね。」

その言葉に嘘はなかったとう。

私も3で力をわせれば何とかなるのだと、本気で信じていた。

最初の半は、その約束は守られていた。

俊夫は休みの器用ながらもおむつを変え、弓も週末には必ず顔をしてくれた。

私は事の準備や平を担当し、うまく分担できているとっていた。

けれど、介護というのは終わりのない常だ。

1が過ぎ、2が経つ頃、2の態度はしずつ変わり始めた。

、朝い会議があるから。

俊夫はそう言って、夜のトイレ介助を私に任せるようになった。

「今週は腰が痛くてごめんね。

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