"6秒の着信" 第7話
プロファイリングを担当した捜査員は、文章の完全さに注目した。「ここへけばある」という文には目語がなく、「1725分よりに渡るな」についても何を渡ってはいけないのかかれていない。本が自分のために調査して作ったメモというより、話や会話で相から聞いた報のな部分だけを急いでき留めた形にかった。
警察はジフンの失踪1かの通信記録を改めて調べた。通常の話やメッセージだけでなく、削除済みのSNS、登コミュニティ、写真共サービスまで対象を広げた。すると9末、ジフンが登写真を投稿する規模なSNSアカウントへメッセージを送っていた痕跡が見つかった。
アカウント名は「Seorak Hidden Frame」。岳の観客がない撮所を紹介する個アカウントで、葉や景を撮った写真を数枚掲載していた。投稿数はくなかったものの、「般の観客が来ない所で記写真を撮できる」とかれていた。
ジフンが送った最初のメッセージは、事件の約3週だった。
〈来結婚する予定です。彼女に内緒で、普通の展望台では撮れない写真を残したいのですが、初者でもける所はありますか〉
相はそののうちに返信していた。通常ルートからしれた所に夕方だけがきれいに入るポイントがあり、現で案内することもできるという内容だった。
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料は必なく、「写真が好きなので、気に入ればSNSで紹介してほしい」とだけかれていた。
そのの詳しいやり取りは削除されていたが、部のキャッシュから「別々のから来れば驚かせられる」「彼女には当まで所を教えなくていい」という文章が復元された。ジフンがアリンに秘密にしていたものは、犯罪でも浮気でもなかった。結婚の旅で彼女を驚かせるために用した、ただの記写真だった。
それなら分岐点の映像にも説がついた。ジフンは第者から指定された側のへ向かい、アリンは現で別の指示を受けて側から移した。午48分には2が撮所で流し、SNSの管理者とわれる物に写真を撮ってもらったのである。
問題は、そのアカウントが20191020に削除されていたことだった。
失踪翌である。
警察がサービス運営会社から保データを取り寄せると、さらに異様な事実が判した。「Seorak Hidden Frame」の登録メールアドレスは使い捨てで、プロフィールに記された氏名も偽名だった。写真も管理者自が撮したものだけではなく、複数のブログやサイトから転載されたものが混ざっていた。
最初から、「しない写真」が作ったアカウントだったのである。
アカウントの通信記録を追う作業は容易ではなかった。
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作成者は公衆Wi-Fiや期契約の通信回線を使い分け、特定の端末から期接続しないよう注していた。2019当には犯罪として捜査されていなかったため、部のログはすでに保期を過ぎていた。
それでも完全に痕跡を消すことはできなかった。アカウント設直の20198、束内のさなインターネットカフェから約40分だけ管理画面へ接続した記録が残っていた。側の古い会員報と決済記録を照すると、その帯に現で利用料を支払った男性が1いたことが分かった。
防犯カメラの映像は保されていなかったが、会員登録に使用された携帯番号の部が残っていた。番号自体は解約済みだったものの、過の契約者を追うと、当37歳だったソ・テミンという男性にき着いた。テミンは2016から2018まで、岳周辺の登備を請け負う会社で期作業員として働いていた。
彼は公園職員ではなかった。しかし資材運搬や排備を担当していたため、観客がらない管理や閉鎖された作業をある程度把握していた。勤務記録には、2018に会社の備品を無断で持ちしたとして契約を打ち切られたことも記されていた。
警察はテミンの2019当の所を調べた。事件まもなく束をれ、数かには別の都へ転居していたことが分かった。
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