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"35万円の空冷蔵庫" 第9話

「弓が35万円かけて用したとってただろ」

らない!」

「数、おから弓へLINEしてる」

私は弓から見せてもらったメッセージをした。

『今のお正楽しみにしてます。私、エビとカニに目がないんです。男のお嫁さんとして準備頑張ってくださいね』

弓が用していることをっていた。

そので、母が持ってきた材を何の疑問もなく受け取った。

美穂は黙った。

母が突然いた。

「全部美穂さんが欲しいって言ったからよ!」

美穂が振り向いた。

「ちょっと、お義母さん!」

「あなたがカニべたいって言ったでしょう!」

「だからって盗ってこいなんて言ってない!」

「何よ! んでべようとしてたじゃない!」

「私のせいにしないで!」

2が醜く責任を押し付けう。

そのだった。

私は襖のへ歩いた。

「母さん」

「何よ!」

「親戚への言い訳は全部弓に任せるつもりだったな」

「だから何?」

「ちょうどいい」

私は襖へをかけた。

「自分で説してくれ」

勢いよくいた。

その瞬

母、美穂、浩司の3きを止めた。

15畳の

そこには叔父をに、親戚たちがずらりと座っていた。

かない。

ただたい線だけが3へ向けられていた。

「な……」

母の声が震えた。

「どうしてみんなここに……」

叔父ががった。

「どうしてだと?」

そのい声は、私が聞いたことのないほどりを含んでいた。

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「それはこちらの台だ。子さん」

母の顔から血の気が引いた。

「今の話、全部聞かせてもらったよ」

「違うの!」

母は両を振った。

「これは誤解なのよ!」

叔父がした。

「黙りなさい!」

が震えるほどの声だった。

「弓ちゃんに向かって子供がいないことをなじり、毎介護へ通え、嫌なら婚しろと言った。全部こので聞いた」

親戚のがった。

子さん。昔から弓さんに厳しいのはってたけど、ここまでだったとはわなかったわ」

別の叔母も続けた。

「35万円もの材を勝に持っていって、自分たちは浩司のべる? その、親戚の接待だけ弓さんにやらせるなんて」

母は震えながら美穂を指さした。

「美穂さんがべたいって言ったのよ!」

「お義母さん!」

「私は悪くないわ!」

親戚たちの表がさらにえた。

母にとって最も恐ろしいもの。

それはを失うこと以に、親戚から軽蔑されることだった。

「誤解よ。健げさに言ってるだけなの」

母は必だった。

「遺産の話だって証拠なんかないじゃない。正雄の預なんて本当に残ってなかったのよ」

私は叔父を見る。

叔父は頷いた。

「健。渡した封筒をしなさい」

私は父の残した茶封筒をテーブルへ置いた。

表には父の字で、

子には見せないこと。私がんだ、必に健へ渡す』

かれていた。

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母が笑いした。

「あはは……」

違いない笑い声だった。

「そんなの偽物に決まってるじゃない!」

「なぜ?」

「正雄は、認症だったのよ。私の顔も分からないがあった。そんながこんなや遺言なんてけるわけないでしょう!」

親戚たちのにわずかな揺がった。

確かに父は晩、物忘れがくなったと聞いていた。

だが、その噂の所自体が母だった。

叔父が静かに言った。

子さん。兄さんは本当に何も分からなくなっていたとうか?」

母の顔から笑みが消えた。

私は封筒から父の古い帳を取りした。

付が細かく記されている。

「これは父さんがくなる半からいていた記録だ」

最初のページをく。

『1230子が弓さんを朝から晩まで台所へたせ、自分は座敷でテレビを見ている。弓さんのは赤切れで腫れていた。男の嫁だからと言って耐えている姿を見るのが辛い』

弓が息を呑んだ。

私は次のページを読む。

『315。浩司が来た。子と2で、私の預をどのように移すか話していた。私が何も分からないとっているらしい。けない』

母の体が揺れた。

「嘘……」

さらにページをめくる。

『810。夜に咳が止まらなかった。起きてきて背をさすり、温かい茶を入れてくれたのは弓さんだった。子は隣の部で眠ったまま。弓さんは「お父さん、きしてくださいね」

と笑った。血はつながっていなくても、私にとって本当の娘はこのなのかもしれない』

弓が両を覆った。

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