"近道看板の逆襲" 第7話
再びへ乗り込み、そのまました。
「まだくのかよ……」
俺はカメラ映像を見ながら呆れた。
最のきな板が見えた。
ここから先、両通。
引き返してください。
それでもは止まらなかった。
板の直で急ブレーキを踏み、体の部が脂板へ接触した。
きな音がした。
はそので止まった。
事故というほどの衝撃ではない。
だがにとっては、相当に腹がったらしい。
しばらくしてをバックさせ、来たを戻っていった。
「これで懲りればいいけど」
が言った。
俺は首を横に振った。
「分、そうはいかない」
嫌な予は、すぐに当たった。
その夜。
のから、何かが割れるきな音がした。
「何?」
がちがる。
俺も窓からを見た。
のにめていた軽トラック。
その窓ガラスが割れていた。
そしてのには、がっていた。
しかも1ではない。
数の男を連れている。
「浩! いるんだろ!」
ドアを激しく叩く音が響いた。
キララが怯えてへしがみついた。
「怖い……」
俺は2のへった。
「、警察へ話して」
「でも、の警察官だったら……」
「それでも通報記録は残る」
は頷き、スマートフォンを取った。
俺も別の話をかけた。
相は、すでに事をっている物だった。
「もしもし、平です。例の件なんですけど」
俺はく状況を説した。
話の相は黙って聞き、最に「分かった」
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と答えた。
それでいい。
俺が今やるべきなのは、族をへさないことだった。
のでは、が何度も鳴っている。
「くてこい!」
「俺様の、どうしてくれるんだ!」
緒に来た男たちも興奮していた。
インターフォンが鳴り続ける。
ドアまで叩かれた。
俺はインターフォン越しに答えた。
「体何のことでしょうか」
「とぼけんな! おが置いた物のせいでタイヤがやられたんだよ!」
「うちの畑へ入ったんですか?」
「そんなことどうでもいい!」
わずため息がた。
自分で法に入ったことを、悪いとすらっていない。
「そのうえ、でかい板にぶつかってまで傷だらけだ!」
「注板がありましたよね」
「うるせえ!」
その、くからサイレンの音が聞こえた。
パトカーがのへ止まった。
俺はしした。
しかしりてきた警察官を見て、気持ちが沈んだ。
回と同じ物だった。
警察官はまずたちと話した。
数分、玄関のチャイムが鳴る。
「警察です。お話がありますので、ドアをけてください」
俺はへ振り返った。
「俺がたらすぐ鍵を閉めて。俺が図するまでけないで」
「無理しないでね」
「ああ」
へると、がすぐに指を差した。
「こいつだよ!」
警察官は困った顔をした。
「平さん。今、さんから話を聞いたんですが、あなたが設置した物でが損傷したと言っています」
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「私はに何もしていません」
「嘘つけ!」
が鳴る。
「おが置いた物のせいでタイヤがおかしくなったんだ! 挙げ句に板へぶつかって、傷まで入った!」
緒に来た男たちも騒ぎした。
「そうだそうだ!」
俺はなるべく静かに答えた。
「私が自分の畑で何を設置するかは、農作業必な範囲なら私の判断です」
「そんなことはどうでもいいんだよ!」
「どうでもよくありません」
俺は警察官を見た。
「あの所はではありません。何度も入禁止を表示しました。本にも直接やめるよう言っています」
はで笑った。
「とにかく修理代払えよ。もっといいに買い替えてやるから」
「嫌です」
「何?」
「勝に私へ入って起きたことです。私が払う理由はありません」
俺はのの軽トラックを指差した。
「それより、私の軽トラの窓ガラスが割られています」
の表が瞬変わった。
「俺じゃねえよ」
「さっきまで割れていませんでした」
「こんなボロ、最初から割れてたんじゃねえの?」
さすがに警察官もし困った顔をした。
だが、まだ側の主張を優先しようとする。
「平さん、とりあえず署で詳しい話を――」
「待ちなさい」
ろから、配の男性の声がした。
の顔が変わった。
「父さん?」
俺も振り返った。
そこにっていたのは、だった。
入院だとばかりっていたが、装こそしゆったりしているものの、自分のでしっかり歩いている。
「なんでここにいるんだよ。入院してたんじゃ」
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