みかん小説
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"アクセル細工の報い" 第9話

通りだった。

「証拠があります」

「嘘よ」

今度は話の向こうで義父の声がした。

「翔太は俺たちの息子だぞ。そんなことをするはずがない」

義父が話を代わったらしい。

穂さん、俺たち親子の仲を悪くさせたいのか?」

「違います」

を翔太のせいにするな」

私はため息をついた。

そこへ翔太が話を奪った。

「父さん、ありがとう」

しそうな声を作っている。

穂が俺を陥れようとしているんだ」

「やっぱりそうか」

義父は完全に息子を信じている。

しばらく話した、翔太は話を切った。

「父さんたちがコンビニまで来てほしいって」

「分かった」

「余計なこと言うなよ」

翔太はい声で私を脅した。

私は財布とスマートフォンをにした。

「どうせを回収しないといけないから、ちょうどいいわ」

自宅からコンビニまでは歩いてける距だった。

、翔太は何も話さなかった。

私も黙って歩いた。

ポケットのでは、先ほどの会話の録音データが残っている。

そして防犯カメラと載カメラには、昨夜の映像が残っている。

もう以のように、何を言われても黙って耐えるつもりはなかった。

コンビニへ到着すると、義両親は駐の端で私たちを待っていた。

私のは見た目には何も変わっていない。

事故も起きていない。

それだけで、胸の奥にあった緊張がし緩んだ。

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しかし義両親は、私の顔を見るなり鳴った。

穂さん、体どういうつもり?」

義母は目を吊りげている。

「ちゃんと備していないを貸すなんて!」

「私は貸すことに反対しました」

「それとこれとは別だ」

義父が厳しい声で言った。

「もしっている途で何か起きていたらどうするんだ」

「だから翔太がへしたことを確認する必があるんです」

「また翔太のせいにするのか!」

義父は声をした。

周囲の客がちらちらとこちらを見始める。

「俺たちの息子がそんな非常識なことをするわけがない」

義母も頷いた。

「夫を犯罪者みたいに扱うなんて最よ」

私は翔太を見た。

彼は両親のろで黙っている。

「だったら映像を見てください」

スマートフォンを取りした。

「そんなもの、どうせ偽物だろ」

義父は最初、見ることさえ拒んだ。

義母も同じだった。

「今は映像なんていくらでも作れるでしょう」

「では、自分の目で確認してから決めてください」

何度か言うと、義両親は渋々画面へ目を向けた。

最初の映像には、夜のガレージへ入る男性の姿が映っている。

義母はで笑った。

「翔太に似てるけど、顔までは分からないじゃない」

私は別角度の映像へ切り替えた。

こちらには、ガレージの照で翔太の顔がはっきり映っていた。

義父の表が変わった。

「……翔太だな」

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義母は画面へ顔をづけた。

「どうしてこんな夜に?」

映像ので翔太は、私のづき、フロントをける。

何かをに作業した、運転席へ移している。

「私はに詳しくないので、今朝、備士の友にも映像を確認してもらいました」

私は説した。

「普通の点検ではないそうです。危険な状態になっている能性があるから、絶対にらせるなと言われました」

「違う!」

翔太が突然声をげた。

「俺はただ汚れを落としていただけだ!」

義父が振り返った。

「夜に?」

穂がに触らせないからだよ」

「それでこんな具まで持ち込んだのか?」

翔太は答えられなかった。

さらに載カメラの映像も見せた。

内へ入った翔太が、運転に関わる部分へ自然にを伸ばしている。

義母の顔からしずつ余裕が消えていった。

「これ……何してるの?」

「具体には備士さんに実を見てもらわないと分かりません。ただ、このままればな事故につながる能性があると言われました」

義父がゆっくり翔太を見た。

「お……穂さんに事故を起こさせるつもりだったのか?」

「違う!」

「じゃあ何なんだ」

「ただ驚かせたかっただけだよ」

で?」

翔太は言葉に詰まった。

が壊れたら穂がしむとって……」

義母は唇を震わせた。

「じゃあ私たちがそのに乗った、どうしてあんなに止めたの?」

「それは……」

「危ないと分かっていたからでしょう?」

翔太は俯いた。

そこで私は、もう1つの証拠をした。

「お父さん、お母さん。

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