みかん小説
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"アクセル細工の報い" 第7話

「違う!」

「だったら何なのよ」

翔太は答えられない。

私も保険を理由に何度も止めた。

しかし2は聞かなかった。

族なんだから、1くらい貸してくれてもいいでしょう」

義母はそう言うと、義父と緒にガレージへ向かった。

「待ってくれ!」

真っ青な顔の翔太がを追った。

しかし約10分

肩を落とした翔太が1で戻ってきた。

「どうすれば……」

さく呟いている。

私はあえて何もらないふりをした。

「ずいぶん配しているのね」

翔太が顔をげた。

「当たりだろ」

「お父さん、事故は起こさないって言ってたじゃない」

「でも何があるか分からない」

「私は何度も止めたわ」

「もっとく止めればよかっただろ!」

わず笑いそうになった。

「翔太って、あのが事故を起こすって分かっているみたい」

翔太の目がきくいた。

「何言ってんだよ」

「何か当たりでもあるの?」

「ない」

即答だった。

しかし声に力がなかった。

私はを置いた。

「じゃあ翔太」

「何だよ」

「昨の夜、何してたの?」

翔太の表が固まった。

「昨の夜?」

翔太はわざとらしく首を傾げた。

「何のことか分からない」

「ガレージへったよね」

ってない」

「私ののフロントをけていた」

翔太の呼吸が止まったように見えた。

それでも数秒には、平静を装おうとした。

「なんでそんなこと言うんだ?」

私はソファに座り、翔太をまっすぐ見た。

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「ガレージに防犯カメラを付けたの」

「は?」

が入ると私のスマートフォンへ通が来る設定」

翔太の顔がくなった。

「なんで俺に黙ってたんだよ」

「やっぱり入ったのね」

しまった、という表を浮かべた。

もう完全には否定できないと分かったのだろう。

「そうだよ。入った」

翔太はき直った。

にも触った。それが何?」

「何をしたの?」

「別に。ちゃんと備されてるか確認しただけ」

「夜に?」

穂が俺をづけたがらないからだろ」

翔太は逆に責めるような調になった。

「気になったから見ただけだ。悪いか?」

「スプレーみたいなものも使っていたよね」

「あれは汚れを落としただけ」

「運転席の元も触っていた」

「そんなの、ちょっと見ただけだよ」

防犯カメラだけなら、確かに具体な作業までは判断しにくい。

翔太もそこへ賭けているようだった。

穂はのこと詳しくないんだから、勝に変な像するなよ」

私はスマートフォンをに取った。

載カメラの映像もあるけど」

翔太の顔がさらに変わった。

「そんなものまで?」

「エンジンが止まっているも記録できるものに変えたの」

私は朝のうちに映像を確認していた。

翔太が内へ入り、アクセル周辺へを伸ばしている姿も記録されている。

具体な仕組みについては私自分からなかったため、備士として働いている友へ映像を送り、確認を頼んでいた。

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返事はすぐに来た。

「絶対に乗らないで」

で友調だった。

「何をされたか、実を見ないと断定できない。でも映像を見る限り、普通の点検ではない」

「危険なの?」

なくとも全だとは言えない。かさずに専へ見せた方がいい」

その言葉を聞いた私は、には絶対乗らないと決めていた。

翔太はそこまでらない。

「翔太」

私は静かに尋ねた。

「私に事故を起こさせようとしたの?」

「違う!」

即座に否定した。

「そんなつもりじゃない」

「じゃあ何のため?」

翔太は目を泳がせた。

「ただ……穂に痛い目を見てほしかっただけだよ」

ぞっとした。

「どういう?」

切にしてるが壊れたら、しは俺の気持ちも分かるかなって」

「私が乗っているに壊れたらどうするの?」

げさだよ。何もぬわけじゃないだろ」

その言葉で、りより恐怖が勝った。

って、自分だけがってるわけじゃないのよ」

者。

対向

何か起これば、私だけで済む保証などない。

「お父さんたちが今乗っているのよ」

そう言うと、翔太は黙った。

「それでも平気なの?」

「だから止めたじゃん」

「本当に危ないとっているから止めたんでしょう?」

「違う」

「だったら、このままらせても丈夫ってこと?」

「そうは言ってない」

次第に翔太は追い詰められていった。

「万ががあるとってるんでしょう?」

返事はない。

「万ががあると分かっていて、私のを加えたのね」

翔太の肩が落ちた。

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