"25年目の自白状" 第10話
代替候補を調査。
佐藤健。
9歳。
健康状態良好。
学力良好。
見類似性あり。
吾のが震える。
さらに、
『母・佐藤子』
の名。
勤務先。
性格。
庭状況。
借。
交友関係。
すべて調べられている。
「ここまで……」
田が絶句した。
誘拐計画。
増のを狙う。
遊び所を監。
運靴を残す。
子を流へ流す。
黒いセダン。
川実。
そして別の実役。
子への脅迫。
吾は歯をいしばった。
「最初から全部……」
は信じられない顔で資料を読んでいた。
「林理事は病院では尊敬されていました」
「でどんな顔をしていたかなんて関係ない」
吾はく言った。
「これが本当の顔だ」
ファイルの半。
健が発見した、もう1つの秘密。
林病院グループによる違法な臓器移植。
活困窮者や元のい患者を利用した正。
類操作。
政治への資提供。
記録の改竄。
そして共犯者覧。
最段。
『渡辺夫』
元法務政務官。
現国会議員。
次期総理候補とも噂される物。
田の表が変わった。
「物すぎる」
吾はファイルを閉じた。
「だから健を殺した」
「自分の元だけじゃない」
が呟く。
「病院全体の犯罪まで見つけたから」
その、の話が鳴った。
数秒話した、顔が変わる。
「警備が、記録への審な侵入を確認したそうです」
田がちがった。
「ここをる」
吾はファイルとUSBを鞄へ入れた。
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廊へる。
エレベーターのドアがいた。
に、スーツ姿の男が2。
「佐藤吾さんですね」
田が叫んだ。
「階段!」
3はった。
非常階段。
ろから音。
吾は鞄を胸へ抱える。
健が命を懸けて残したもの。
失うわけにはいかない。
1階。
裏。
駐へびす。
。
のへる。
その。
黒いセダンが速度を落とさず向かってきた。
「危ない!」
吾が叫ぶ。
が2を引く。
は数センチの距を通過した。
「乗って!」
のが発する。
黒いセダンが追う。
京の通り。
。
混雑。
狭いへ入り、トラックのを使ってようやく追跡を振り切った。
田が話をする。
「先輩が港区のカフェに着いています」
20分。
4は静かなの奥で顔をわせた。
田の先輩、順刑事。
彼は3、林純也の交通事故を担当していた。
「私は最初から疑っていました」
刑事が言った。
「ブレーキ痕がなかった」
吾は顔をげる。
「両を調べたところ、ブレーキラインに為な損傷の能性がありました」
「なぜ事故扱いに?」
刑事の顔が険しくなる。
「現へ政府関係者が来た」
「誰です?」
「渡辺夫です」
誰も話さなかった。
すべてが繋がった。
吾は鞄からファイルをした。
「これを見てください」
刑事は数ページ読み、息を吐いた。
「これは……国を揺らす事件になります」
「構わない」
吾は言った。
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「俺には息子しか関係ない」
「息子を殺したを、法のにたせたい」
刑事は頷いた。
「警察内部にも渡辺のがいる能性があります」
「では?」
「信頼できる検事へ直接渡します」
田が言った。
「全部コピーしましょう」
「検察」
「複数の報関」
「別々の所」
1つ消されても終わらないようにする。
その夜から証拠は複製され、複数の経で送られた。
25。
吾の訴えは、
「証拠がない」
という言葉で終わった。
今度は違う。
録音。
記。
病院資料。
誘拐計画。
交通事故記録。
すべてが揃っていた。
2。
渡辺夫は事聴取を受けた。
そして逮捕された。
テレビも聞も斉に報じた。
『力国会議員、25の誘拐事件への関与か』
『名病院の』
『3の医師事故に殺疑惑』
本が騒いだ。
だが吾はホテルで、健の写真を見つめていた。
「やっとだ」
テレビの音を消す。
「父さん、遅くなったな」
捜査がむにつれ、しい事実が次々とらかになった。
渡辺夫は当初こそ曖昧な供述を繰り返したが、証拠の量をに逃げ切れなくなった。
健の誘拐。
子への脅迫。
林純郎への協力。
そして3。
健のへ細するよう指示したこと。
さらに、健を殺す最の理由は、彼が自分のだけでなく、林病院グループの違法な臓器移植に関する証拠を掴んだからだった。
健は、自分自の真実をったも逃げなかった。
医師として見過ごせない犯罪を暴こうとしていた。
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