"中卒社員の逆転邸宅" 第9話
でも、悔はしていなかった。
父を助けたことを、違いだったとはわない。
「悔してないよ」
俺ははっきり言った。
「親父は親父なりに頑張っていたって、俺は分かっていたから」
父は黙って俺を見た。
そして、しだけ目を潤ませた。
その、俺たちはい言葉を交わし、もう度緒に頑張っていこうと誓った。
父は俺に封筒を差しした。
「真司には発部に戻ってもらう。今まで通り頼むぞ。それと、これは俺からの気持ちだ」
封筒のには、クルーズ旅のチケットが入っていた。
「婚旅もけてなかっただろう。かなりきなクルーズの旅だから、さな赤ちゃんがいても丈夫だよ」
父はし照れたように言った。
俺はチケットを見つめ、胸が温かくなった。
「ありがとう。仕事が落ち着いたら、族3でかせてもらうね」
父は嬉しそうに笑った。
その、副社がしく作った部署は廃止された。
俺たちは元の部署へ戻され、それぞれ本来いるべき所で働けるようになった。仕事にやりがいをじられる環境へ戻ったことで、部署のたちの表もしずつるくなっていった。
数、父から正式にらされた。
「真司、副社は今限りで会社を辞めることになった。任探しはまだ終わっていないが、とりあえず伝えておこうとってね」
俺は静かにうなずいた。
あれからすぐに、副社は会社をることになった。
オフィス内の空気は、以のように戻っていった。
俺もプロジェクトマネージャーとして、毎懸命働いている。
仕事がある。
支えてくれる族がいる。
信じてくれる父がいる。
それだけで、毎は分に輝いていた。
もちろん、すべてがうまくいっているからといって、するつもりはない。
父が俺に謝してくれているように、俺も周りへの謝を忘れてはいけない。
今の自分があるのは、自分1の力ではない。
父がいた。
妻がいた。
支えてくれた社員たちがいた。
そのことを忘れずに、これからもきていきたい。
赤ちゃんのさな寝顔を見ながら、俺は静かにそうった。
― 完 ―
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