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"食卓追放の1億3000万" 第4話

「本当ですか、お父さん?」

「ああ。8000万円はくだらないそうだ。あのを売って、そのでより広いに引っ越すのもいいかもしれん」

私は凍りつきました。

私の実

くなった両親が残してくれた、私名義のです。

「でも、母さんが反対するんじゃない?」

匠がそうに言いました。

すると正司は、当たりのように言いました。

「だから、まず施設に入ってもらうんだよ」

その言葉に、全の血が引いていくのをじました。

「施設はいくつか見学してきた。10万円くらいのまともなところがある。子のと貯分払えるだろう」

匠がさくためらいました。

「でも、母さんを施設に入れるなんて」

けれど、真美さんはすぐに反論しました。

「あなた、現実を見なさいよ。お母さんはもう67歳。いつ何があってもおかしくないでしょ。めに施設に慣れてもらった方が、本のためにもなるわ」

し沈黙がありました。

その、匠が言いました。

「それもそうだな」

真美さんは続けました。

「正直、お母さんってお荷物よね。毎週末、私たちの活を邪魔して。正直、邪魔なのよ」

「真美、言いすぎだよ」

匠の声が聞こえました。

しかし真美さんは笑うように言いました。

「本音を言ってるだけよ。あなただって本当はそうってるでしょ」

い沈黙のあと、匠がさくつぶやきました。

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「まあ、確かに母さんがいると息苦しいよな」

その瞬、私ので何かが完全に切れました。

正司が最にまとめるように言いました。

「来あたり、認症の検査を受けさせる実を作って、そのまま施設に入所させればいい」

「お父さん、素らしいアイデアですね」

真美さんがぶ声がしました。

「これでも自由に売れるし、広いで美緒ものびのび育てられるわ」

「母さんには悪いけど、族の将来のためだよな」

匠も、すっかり同したようでした。

そして正司が言いました。

子はもう用済みなんだから」

その直、グラスが触れう音がしました。

私が作った料理をべながら、私を排除する計画をて、乾杯しているのです。

私は静かにドアを閉めました。

元がふらつきました。

に戻ると、激しいりとしみが同に押し寄せてきました。

お荷物。

邪魔者。

用済み。

その言葉が、刃のように胸に刺さります。

けれど、議なことに、同にとても静な自分もいました。

もういい。

もう分。

私は部かりを消し、暗でまっすぐを見ました。

この族に、私の本当の価値を教えてやる。

そして2度と、こんな屈辱を受けない。

その夜、私は静かに決しました。

翌朝、私は何もなかったように振るいました。

真美さんが台所で朝を用している横を、私は静かに通り過ぎました。

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匠は気まずそうにスマートフォンを見ていました。正司は私の顔を見ようとしません。

「昨はよく眠れた?」

真美さんが、形だけの気遣いを見せました。

私は穏やかに微笑みました。

「ええ。ありがとう」

その笑顔の裏で、私はすでに計画をて始めていました。

に戻ると、まず必類を集めました。

通帳、退職の記録、証券会社からの通、実の登記関連類。、私は族に頼りすぎないよう、財産を自分で管理してきました。夫婦であっても、正司とは財産を分けていました。

、私はいである女性弁護士、加藤先の事務所を訪ねました。

受付で名を告げると、すぐに応接へ通されました。加藤先は穏やかな笑顔で迎えてくれましたが、私の表を見るとすぐに姿勢を正しました。

「佐々さん、どうされました?」

私は膝のに置いた鞄をきました。

「実は、財産について理したいんです」

そう言って、昨夜聞いたことを詳しく話しました。

卓からされたこと。

で聞いた会話。

私の実を売ろうとしていること。

症の検査を実に施設へ入れようとしていること。

加藤先は途を挟まず、真剣に聞いてくれました。話し終えると、彼女はく息を吐きました。

「それは、本当にひどい話です」

その言に、私はしだけ救われました。

加藤先は資料を確認しながら言いました。

「では、佐々さんの資産を理しましょう」

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