"古家を見下した嫁の豹変、後悔だけが残る" 第4話
私は静かに微笑みながら答えます。
そうでしょう。ボロがこんなに素敵になりました。
あえてボロという言葉を使います。裕子の表が瞬凍りつきました。
あ、あのはすみません。失礼なこと言って。
軽い謝罪の言葉。でもその目には本当の反省のは見えません。むしろ何か企んでいるようなが宿っています。
お茶をしてしばらく歓談しました。裕子は終始を褒め続けます。その様子を私は静に観察していました。
帰り際裕子が切りします。しためらうような仕を見せながら。
あのお母さん実は相談があるんです。
私は穏やかに答えます。
何かしら裕子さん。
この私たちに譲ってもらえませんか?
予通りの言葉でも実際に聞くとやはり呆れてしまいます。隣の夫も驚きを隠せない様子です。
え、譲るですか?その代わり私たちのマンション使ってください。いえ、交換しましょうよ。
この言葉はどんどん図々しくなっていきます。
だってお母さんたち 2 だけでしょう。こんな広いもったいないですよ。私たちは子供もいるし、広いが必なんです。
数ヶ、田舎で子育てとか無理と言っていた物が今度は広いが必と言っています。その矛盾に呆れるしかありません。
し考えさせていただけますか?私は静に答えます。
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ここでになってはいけません。
それに孫のためにもいいでしょう。この環境で孫を育てたいんです。
裕子は孫を盾に使い始めました。数ヶに田舎の古臭い環境で子育てなんて絶対できないと言っていたのは誰だったのでしょうか?
息子の順も裕子に続きます。
裕子の言う通りだよ、母さん。2 だけでむには広すぎるし、俺たちに譲ってくれてもいいんじゃない?
自分が古すぎる、めないレベルと言っていたことはもう忘れてしまったのでしょうか?
そうね。事なことだからし考えさせてください。
夫も穏やかに言葉を添えます。
そうだな、ゆっくり考えよう。
裕子は期待に満ちた表で帰ってきました。玄関で何度も振り返りを見つめています。まるですでに自分のものになったかのような目で。
ドアを閉めた夫と顔を見わせます。
まさかここまで図々しいとは。
夫の言葉に私もく頷きました。
え、でもこれで確信しました。裕子さんの本性がよくわかったわ。
その夜私たちは静かに話しいました。
弁護士に相談して法な根拠もしっかり確認しておこう。そして完璧な反撃の計画をてよう。京子、裕子さんに現実を教えてあげよう。
夫の目には静かな決が宿っています。
え、徹底にね。
翌から裕子の催促が始まります。
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LINE には次々とメッセージが届きました。
の件どうですか?く決めてくださいよ。孫のためなんですから。
さらに裕子のメッセージはエスカレートしていきます。
普通祖父母ならんで譲るものでは。お母さんたちあんな広いで 2 きりって寂しくないですか?マンションの方が便利ですよ。それに管理も変でしょう。
息子からもメッセージが届きます。
母さん、俺たちのこと考えてよ。せっかく良い提案してるんだから。
私たちは静に期を見計っていました。焦る必はありません。完璧な準備をして、完璧なタイミングで反撃する。それが私たちの作戦でした。
2 週、私たちは弁護士と面談を終えました。全ての法根拠を確認し、完璧な計画がいます。
さあ、裕子さん、順、あなたたちに現実を教えてあげるが来ました。
弁護士との面談で私たちは全てを確認しました。実の名義は私と夫の共同名義になっています。息子への相続権は遺言で自由に設定できます。そしての交換契約も完全に私たちの自由によるもの。法律は私たちの方でした。
弁護士はっきりと言いました。
坂本夫婦には法に全く譲る必はありません。むしろ相の求は非常識と言えるでしょう。ご自の財産を守ることは当然の権利です。
その言葉に私たちの決は固まります。全ての準備がいました。法根拠も論理な反論も完璧に用できています。
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