"古家を見下した嫁の豹変、後悔だけが残る" 第2話
私の声は震えていました。必に訴えかける私の言葉を息子はたく遮ります。
母さん干渉になりすぎ。現実見なよ。昭の価値観で考えないでよ。
息子のたい言葉に私は言葉を失います。自分が育てた息子がこんなに私を否定するなんて。胸が張り裂けそうないで話を切りました。
夫がそっと私の肩を抱いてくれます。
京子、辛かったな。まさか順までも。
夫の優しい言葉に涙が溢れそうになりました。でもここで泣くわけにはいきません。
さらに数、腹たしい来事が起こります。娘が送ってくれたメッセージに裕子の SNS 投稿が添付されていたのです。
その内容を見た瞬、私の血の気が引いていきました。
実から同居誘われたけど即断った。田舎のボロとか無理。子供には都会な環境で育って欲しいよね。
その投稿には友たちから「分かる」「私も絶対無理」といったコメントが次々と並んでいます。
自分の実がこうして公のでバカにされている。らないたちにまで笑い物にされている。こんな屈辱があるでしょうか?
私たちの切な、38 を込めて守ってきた所が。
夫もその投稿を見てりを抑えきれません。
許せん。あまりにも失礼だ。自分の実をこんなにネットでさらすなんて。
その夜私たち夫婦は実を見つめながら静かに語りいました。
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このにはたくさんのいが詰まっています。両親とのい、息子が育った々、域の々との温かい交流、38 切に守ってきた誇り。全てがこのに刻まれているのです。
確かに古いです。築 60 という数は否定できない事実。畳はあせ、柱には傷もあります。でもだからと言ってこんなに侮辱されていいはずがありません。
夫がぽつりとつぶやきます。京子、悔しいけど確かに古いのは事実だな。
そうね。でもだからってこんな言われ方をするなんて。
そのある考えが浮かびました。もしこの古いを誰もが驚くようなにまれ変わらせることができたら。
私は夫を見つめてそっと言葉を紡ぎます。
ねえ、あなた、もしこのをまれ変わらせることができたら、きっと裕子さんも息子も見る目が変わるんじゃないかしら。
夫の目に希望のが灯ります。
それは、本気よ。このの本当の価値を見せてあげたいの。
そのから私たち夫婦の静かな反撃が始まろうとしていました。
翌、私たちは元で評判の建築士を尋ねます。
実の取り図を広げながら建築士は目を輝かせて語り始めました。
坂本さん、このの骨組は本当に素らしいですよ。昔のさんの技術がっています。
建築士の言葉に私たちの胸が鳴ります。
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リフォームすれば驚くほどまれ変わります。むしろこういう古いこそリフォームの価値があるんです。最のにはないしっかりとした構造がありますから。
見積もりを見せてもらうと総額は 1800 万円。決してい額ではありません。しかし私の退職と貯をわせれば分に能な範囲です。
私は夫を見つめます。夫もく頷きました。
やりましょう。このを誰もが羨むに変えましょう。
夫も力く言葉をねます。
俺も賛成だ。自分たちのために最のを作ろう。今、これは私たちの最のきな決断だ。
そして私たちはもう 1 つなことを決めます。このリフォームのことは息子夫婦には切伝えない。完成するまで秘密にしておこうと。
建築士との打ちわせは何度もねられました。
観はモダンの級宅に、内装には最設備を導入しとシステムキッチンを完備。
庭はプロの庭師に依頼して美しい本庭園にまれ変わらせる。
1 ヶついに事が始まります。息子から話がかかってきたも私は淡々と答えました。
ちょっと古くなったところを修繕しているのよ。したことじゃないから気にしないで。
裕子には何も伝えていません。る必もないとったのです。
事は 4 ヶに及びました。
毎がどんどん変わっていく様子を見るのは議な覚でした。
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