みかん小説
本棚

"SA で消えた妻 17 年目の真実" 第4話

病院に着いて医者の先に会いました。

「患者さんは 3 に入院しました。記憶を完全に失った状態で見つかったのです。」

「どこで発見されたのですか?」

「荒川のくです。元が全くわからず、ここで治療を続けています。」

ついにその患者さんに会うことができました。

のドアをけて入ると。

しかしその女性は妻ではありませんでした。齢も顔も全く違いました。ただ体格が似ていただけでした。

その私は病院の廊でしばらく泣きました。

7 こんなことを数えきれないほど経験しましたが、それでも失望に耐えるのは難しかったです。

に帰る途子に会いました。子も随分を取って見えました。

「義兄さん、本当にもうやめてください。義兄さんのも考えないと。」

「まだ諦められないんだ。」

「姉さんがきていたらとっくに連絡があったはずです。7 も経ったんですよ。」

子の言う通りかもしれませんでした。

しかし私は別の能性を考えていました。

妻が記憶を失っているのかもしれない。

あるいは誰かが妻を捕らえているのかもしれないと。

2005 になりました。もう 12 も経っていました。

私も 50 代半ばになり、妻を探すこと以何もせずにいました。

しかしその頃インターネットというものが普及し始めました。

私もパソコンを習い、オンラインの者捜索掲示板にき込みを始めました。

広告

「1993 12 柄サービスエリアで失踪した妻を探しています。」

全国から連絡が来ました。

しかしほとんどはいたずらでした。お求するもいました。

それでも私はつ全て確認しました。万がといういがあったからです。

妻がどこかで私を待っていると信じていました。

いつのにか 15 が過ぎました。2008 になりました。

周りの々はみんな私を諦めました。警察でさえもはや関を示しませんでした。

しかし私はまだ希望を失っていませんでした。妻がきているという確信があったからです。その確信だけが私を支える唯の力でした。

2009 が過ぎ、2010 になりました。もう 17 というが流れました。

私はもう 60 に齢になり、妻を探すことだけでを送ってきたようなものでした。

そのの 3 、いつもと変わらない常を送っていました。

パソコンのに座り、者捜索サイトを確認していました。17 繰り返してきたことでした。

その話が鳴りました。

「もしもし。1993 柄サービスエリアで失踪届けをされた方ですか?」

突然の質問に臓ががりました。17 ぶりに聞く言葉でした。

「はい、そうです。どちら様ですか?」

速バスの忘れ物センターです。度こちらに来ていただくことは能でしょうか?」

広告

「忘れ物センター?」

「なぜ急に?」

「古いバッグが見つかったのですが、のものがもしかしたら探している方のものかといまして。」

話を切り、私はしばらく呆然と座っていました。

17 ぶりにがかりが見つかったなんて信じられませんでした。

の朝京へ向かいました。速バスの忘れ物センターは宿にありました。

胸がドキドキしてまともに歩くこともできませんでした。

「昨話くださった方ですか?」

「はい、そうです。」

職員は 50 代くらいの男性で刻な表をしていました。

「このバッグが昨倉庫で見つかったんです。おそらく 17 からここにあったようですが、倉庫理の際に奥からてきました。」

職員が見せてくれたバッグを見た瞬、私は息が止まるかといました。

違いなく妻のバッグでした。黒いさなハンドバッグで、角が擦れているところまで同じでした。

「このバッグ、本当に妻のものです。確かですか?」

「はい、確かです。結婚記に私が送ったものです。」

職員がバッグをけて見せてくれました。

そのには妻の財布、化粧品、そして数通のが入っていました。

まず財布を確認しました。妻の分証、クレジットカード、そして私たちの結婚写真までそのまま入っていました。

17 探し回った全てのものがここにあったのです。

は何ですか?」

「私たちにも分かりません。

広告

おすすめ作品

リンクを共有

以下のリンクをコピーして友達と共有してください: