"5万人が称賛する義母の、悪嫁は私だった" 第16話
「神様のような優しい祖母という物語を完成させるには、至らなくて愚かな悪嫁という贄が必だったからよ」
「……っ!」
義母の顔から、完全に血の気が引いた。
痛いところを突かれたのではない。 の最部に隠していた、最も醜悪な欲望の核をのもとに引きずりされたのだ。
「孫の命を配していたんじゃない。息子夫婦を助けたかったわけでもない。あなたはただ、に『派なばあばですね』と褒められたかった。孤独を埋めるための点数稼ぎに、私の苦痛を切り売りしていただけよ」
「違う……! 私は……!」
「私の産んだ子どもたちは、あなたの称賛集めの具じゃない」
私の声が、リビングの壁を震わせた。
「私の庭も、私の尊厳も、あなたの承認欲求を満たすための餌じゃないのよ!」
義母はをパクパクとかしたが、声にならなかった。 肩を激しく震わせ、すがるように亮太を見た。
「亮太……! 何か言いなさいよ! 母親がここまで言われてるのよ!?」
亮太はゆっくりと顔をげた。 その目には、これまで母親に向けていた従順なは微もなかった。 絶望と、疲弊と、え切った軽蔑だけがあった。
「母さん、もうやめてくれ」
「亮太……?」
「俺、会社で同期に問い詰められたよ。『おのところの母親、ネットでヤバいことやってるんじゃないか』って。……恥ずかしくて、にたかった」
亮太の声は、絞りすようにかった。
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「美紀を盾にして、母さんの嫌を取ろうとした俺が番クズだった。でもな、母さん。母さんがやってたことは、族のなんかじゃない。ただの暴力だよ」
「な……っ!」
義母の顔が、信じられないものを見るように歪んだ。 自分の絶対の方であり、い通りに操れるはずだった息子からの、完全な拒絶。
反派の同盟は、この瞬、完全に崩壊した。
私はテーブルのの類を指先で叩いた。
「これが、私の提示する条件です」
義母は茫然と、類に目を落とした。
「、Threadsアカウントの即、完全削除。度と子どもたちの写真や報をネットに公しないこと。 、鍵の返却。今は事の連絡と私の承諾がない限り、このマンションの敷内へのち入りを切禁じます。 、これらに違反した、プライバシー侵害および名誉毀損として、直ちに民事訴訟を提起します。すでに警察署の活全課には記録があり、弁護士への着も準備できています」
「そ……そんな……」
義母は震えるで自分のバッグを抱きしめた。
「アカウントを消せだなんて……フォロワーが万もいるのよ!? 企業からのお仕事の連絡だって来てるのよ!? それを消せだなんて、私のきがいを殺す気!?」
「ええ、潰します」
私は切の躊躇なく言い放った。
「私の活と尊厳を切り売りしてに入れた数字なら、今すぐこのでにしなさい。
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今すぐスマホをしなさい」
「美紀さん、あんまりよ……! フォロワーが万もいるのよ!? 企業からベビー用品の紹介料だって入るようになってるの! 私の老のきがいを奪う気!?」
義母はバッグを抱きしめ、狂気じみた形相で叫んだ。
やはりそうだった。
このは孫へのなどではなく、に入りかけた「遣い」と「名声」に固執しているのだ。
「きがい? の子どものプライバシーを侵害して得る遣いが?」
私はクリアファイルから、もう枚の面を滑りさせた。
「Meta社の利用規約違反および未成者の全侵害に関する通報窓へ、すでに代理弁護士の名義で事通告面を作成してあります。アフィリエイト仲介業者(ASP)にも、虚偽の医療報による規約違反として報告済みです。放っておいても、あなたのアカウントはいずれ凍結され、報酬は全額差し押さえられます」
義母の呼吸が止まる。
だが、トドメはそこではなかった。
「そして、これが本番です」
私はスマートフォンを操作し、ある画面を義母の先に突きつけた。
画面に並んでいるのは、義母の親族LINEグループのメンバー覧、そして義母が役員を務めている域婦会の連絡先リストだった。
「今ここで自らアカウントを完全に削除しないなら、このLINEの共謀記録、警察の活全相談票、そしてあなたがネットに晒した私の画の魚拓を、この連絡先すべてに斉送信します。