みかん小説
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"5万人が称賛する義母の、悪嫁は私だった" 第13話

私は帳をき、あらかじめ理しておいた求事項を淡々と読みげた。

「条件はつあるわ。つ、までに、お義母さんのThreadsアカウントの完全削除を確約させること。単なる非公や投稿削除ではなく、アカウントそのものの消。つ、今以、共通座の管理権を完全に私へ移すること。活費の内訳をすべて透化し、あなたの母親への正な資流を切断つこと。つ、今から当面の、私たちは別居する」

「別居……!?」

亮太が叫んだ。

「待ってくれ! 俺、変わるから! 母さんともちゃんと距を置くし、育児も全部半分やるから! だから別居だけは……!」

「変わるかどうかを決めるのは、あなたじゃない。私よ」

私は線を逸らさず、徹に言い放った。

「先だけの反省なら、誰だってできる。あなたが本当に父親になれるのか、それとも母親の操り形のままなのか、私は全な所から見極めさせてもらうわ。嫌なら、今すぐ婚届にサインしなさい」

亮太の喉が、引きつった音をてた。もはや、この男に交渉の余など残されていなかった。

夫は力なく項垂れ、「……わかった」と消え入るような声で答えるしかなかった。

亮太が魂の抜けた取りで帰宅した、実には再び静寂が戻った。

夕方、所にむ私の古い友から、再びLINEが届いた。学代からの親友で、今は自も児の母として育児に追われている子だ。

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『美紀ちゃん、さっき話くれた役所の話、本当だったんだね……。Threadsのアカウント、所のママ友のでも完全に特定されてるよ。「あのマンションの佐佐さんだ」って。みんな、美紀ちゃんがあんな酷い母親だなんて信じてない。でも、ネットのは何もらないから、好き勝言いたい放題言ってる。美紀ちゃん、お願いだからアカウント作って、本当のことを全部いて!あのお義母さんが嘘つきだってこと、美紀ちゃんがどれだけ頑張って双子を育ててきたか、診断も全部見せて反論して!みんなで拡散して、絶対に美紀ちゃんの潔を証するから!』

親友の、善からの言葉だった。私を配し、私の名誉を回復させたいという、純粋なり。

スマートフォンのメモアプリをく。

画面には、警察署に向かうので、私が殴りきのようにき溜めていた文章があった。

【佐佐美紀と申します。Threadsで拡散されている「双子育児を支える祖母の記」について、事実と全く異なる内容がいため、母子健康帳および児科の診断記録を公します。私は育児を放棄して逃げしたことは度もありません。空の体管理のために医師の指示に従い、のでも必に授乳を続け——】

そこまで読み返して、私の指が止まった。

……何をしているんだろう、私。

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喉の奥に、ざらりとした苦い砂のような覚が広がる。

なぜ、私が証しなければならないのか?

なぜ、私が晩眠れずに衰したこと、乳腺炎で胸を腫らしながら泣いていたこと、さくまれたが子の未熟な体の記録を、見ずらずの何万もの赤のに差しさなければならないのか?

彼らは、真実をりたいわけではないのだ。正義の方の仮面を被って、誰かを断罪し、の庭の血肉を啜って退屈な常を埋めたいだけの霊たちだ。

私がどれだけ完璧な診断を提示しようと、彼らは今度は「診断を偽造した」「こんな文をく暇があるなら育児をしろ」「親に謝できない傲な女」と、しい獲物を見つけて嘲笑うに決まっている。

ネットの法廷につこと自体が、相の俵に乗るということだ。私のの尊厳を、見ずらずのの指先つでされる「いいね」や「批判」の数に委ねるなど、愚の骨頂ではないか。

私は、指先を画面に滑らせた。全選択。そして、削除。

何千文字にも及ぶ、魂を削っていた反論の文章が、瞬で真っな空へと消えった。

画面を閉じ、私は帳をいた。

やるべきことは、ネットでの弁ではない。現実の制度と規約を使った、酷かつ逆な処刑だ。

私はMeta社のコンプライアンス窓およびThreadsの権利侵害通報フォームをいた。

警察署での相談記録番号、役所への届け事実を記し、弁護士の監修のもと作成した「未成者の肖像権侵害」

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