"5万人が称賛する義母の、悪嫁は私だった" 第12話
「そうね。あなたは私にこう言ったわ。『母さんがぶから画を撮った』『名がいてないから実害はない』って」
私は写真を枚、亮太の先に滑らせた。そこには、亮太のLINEのトーク画面が鮮に写っていた。
『美紀が実に帰るって言いした』『実で受け入れないようにしてくれ』『しくらい怖がらせないと無理よ』『子供のこと持ちしてもいい?』『わかった。でも帰ってきても受け入れないくらいにはして』
亮太の顔から、完全に血の気が引いた。
「これは、あなたのスマホの画面よ。昨夜、あなたが仕事部に逃げ込むに、テーブルに置きっぱなしにしていたもの」
「お……勝に見たのか……!?」
「見たわ。そして、すべて記録した」
私は微だにもせず、夫の揺をたく見据え続けた。
「あなたは、母親の暴を止められなかったんじゃない。自分の都のために、母親の歪んだ承認欲求を利用したのよ。私が実に相談して、あなたの怠や庭の異常さに気づくのが怖かったから。だから、お義母さんを使って私の父親を脅させ、私の逃げを塞いだ」
「違……っ、俺はそんなつもりじゃ……!」
「じゃあ、どんなつもりだったの?」
私の声は、く、静かだった。だが、その言言が、亮太の逃げを寸分狂わず塞いでいく。
「答えなさいよ。なぜ、父親に嘘をつかせたの? なぜ、私が絶望してで泣き崩れていた夜、その横で平然と『よかった』って母親に返信できたの?」
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亮太は両で顔を覆った。喉から、ひゅうひゅうと擦れた呼気が漏れる。
父が、くい声でをいた。
「亮太君」
亮太の肩が、びくりとねる。
「私はね、お義母さんから話をもらった、本当に怖かったんだよ。娘が婚して、孫を奪われて、幸になるのが怖くてたまらなかった。だから、美紀に『帰ってくるな』と言ってしまった。……だがな、私は自分のそのさを恥じている。かけて美紀に詫びるつもりだ」
父の拳が、畳ので震えていた。
「だが、おはどうだ。おは夫であり、父親だろう。そのおが、自分の母親と結託して、妻の逃げを奪い、絶望させて笑っていたのか。それが、おの言う『庭を守る』ということなのか」
「違います……っ! 俺は、ただ……!」
亮太は畳に額を擦りつけながら、掠れた声を絞りした。
だが、そのからてくるのは、反省ではなく反射な自己弁護だった。
「母さんが……あんまりにも『美紀さんがたい』『伝ってやってるのに謝がない』って毎愚痴るからさ……! 俺だって板挟みで参ってたんだよ! 実に逃げられたら、母さんの嫌がもっと悪くなって、俺が会社にいるも話攻めに遭うだろ!? おさえ実にかなきゃ、母さんもそのうち落ち着くとったんだよ!」
自分の平穏。
自分のの痛さ。
母親のヒステリーから自分が逃れたい、ただそれだけ。
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「だから、お父さんを脅させたの?」
私の声は、底が抜けた井戸のようにたかった。
「美紀が……のやつらに余計なこと吹き込まれたら、庭がめちゃくちゃになるとったんだよ! お義父さんたちに焚きつけられて婚とかなったら、俺はどうなるんだよ!? 会社でなんて言われるか……!」
「結局、そこね」
私は静かに吐き捨てた。
「あなたは、お義母さんの暴に困っていたんじゃない。お義母さんの悪を番便利なところで利用していたのよ。自分が育児の矢面にたず、母親の嫌取りをするための代わりとして、私を差しした。私がすり減って倒れる音を、番くで聞きながら見殺しにしたの」
亮太の喉が、ひゅっと引きつった音をてた。
言い訳の言葉をすべて塞がれ、男は畳のにだらしなく涙とを垂らしながら、言葉を失って震えていた。
れな男だった。半ばを過ぎてなお、母親の嫌の奴隷であり、自らの庭を築く覚悟も責任も持ちわせていなかったのだ。
私は、涙つ流さずにその姿を見ろしていた。
「あなたのいちや、お義母さんとの歪んだ関係について、理解はしたわ」
亮太が、すがるような目で顔をげた。だが、私の次の言葉が、その微かな希望を々に打ち砕いた。
「でも、それはあなたが私を踏み躙っていい理由にはならない」
「美紀……」
「あなたが自分のさを認めたところで、私が晩眠れずに流した涙も、ネットで何万ものに罵倒された屈辱も、何つ消えはしないのよ」