みかん小説
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"5万人が称賛する義母の、悪嫁は私だった" 第10話

「奈奈、をして。警察署にく」

「えっ……警察!? 相を逮捕させるの?」

「違う。予防線を張るのよ」

私は双子を父に託した。

父はまだ涙の跡が残る顔を引き締め、「任せておけ、誰が来ても絶対にには入れない」と力く頷いた。

その背に怯えがないことを確認し、私は奈奈のに乗り込んだ。

向かったのは、実を管轄する警察署の活全課だった。

パイプ子に座る私のに現れた担当官は、Threadsの印刷画面を瞥するなり、予通りの台をにした。

「……あー、ご族同士のトラブルですね。現点で実力使や脅迫の直接被害がないと、警察としては民事介入になりまして」

分かっている。

本の警察が、族のSNSの揉め事ごときでくはずがない。

最初から事件化など期待していない。

「逮捕してほしいわけではありません」

私は母子健康帳と児科の診断、そして発の育児ノートのコピーを、デスクのにミリ単位のズレもなく並べた。

「義母の投稿に煽られた第者から、虚偽の捜索願や、児童虐待を騙る嫌がらせ通報が入るリスクを回避しに来ました。現に、隣民からナンバープレートを晒されています」

警察官の目が、わずかにいた。

「母親である私が正当に子どもを監護しており、医師の指示のもとで実療養である事実を、活全相談として受理してください。

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『相談受理番号』を発していただければ結構です」

公関に「私はすでに相談を持ちかけている」という事実を刻む。

警察官はため息をみ込み、端末にカタカタと記録を打ち込み始めた。

「……分かりました。相談票を作成し、受理番号をしておきます。もし自宅や実周辺で付きまとい等の実害がたら、この番号を伝えて即座に〇番してください」

受け取った枚の控え用。

そこに印字された桁の番号こそが、警察を「かす」ためではなく、相の狂言を「無力化する」ためのたい盾だった。

公権力への続きを済ませ、私はそのまま役所へと向かった。

警察署をたそので、役所の庭支援課へ向かった。産ケア事業の緊急利用申請をい、域の保健師との面談を取り付ける。「公な支援を自ら求め、政と繋がっている母親」という確固たる客観事実。これで、義母がどれだけネットで「育児放棄」「精神錯乱の連れり」と喚き散らそうと、政の記録がすべてそれを否定する鉄壁の盾となる。

役所の駐に戻った、助席でずっとスマホを監していた奈奈が、鋭い声をげた。

「……お姉ちゃん、見て。綻びがてきた」

奈奈が差ししてきた画面には、義母のアカウントのコメント欄が映しされていた。

数まで義母への同と私への罵詈雑言だった所に、異質なき込みが混ざり始めていた。

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『お義母さん、緊急事態ならなぜThreadsを更できるんですか?』『警察にはもうかれたんですよね? 受理番号はましたか?』『父親である息子さんは、何を発信しているんですか? なぜお義母さんだけが騒いでいるの?』

ネットの群衆は残酷だ。狂に持ちげる方で、わずかでも自然な匂いを嗅ぎ取れば、今度はその矛先を投稿者自へと容赦なく向ける。

義母の致命なミスは、亮太のを物語から完全に消しっていたことだった。「健気な祖母と悪辣な嫁」という項対に固執するあまり、子どもの親権者である父親の向について何の説もしていなかったのだ。

さらに、義母が慌てて投稿した最の呟きが、に油を注いでいた。

《皆様ご配ありがとうございます。息子は今、ショックで寝込んでいます。警察への相談は、息子の気持ちを最優先にして控えています。庭の恥をこれ以広げたくないという息子の優しさを、どうかご理解ください》

コメント欄の空気が、急速にえ切っていくのが化されていた。

『え……? 孫の命が危ないって言ってたのに、警察にかないの?』『ショックで寝込んでるって……父親なら探しにるのが普通では?』『さっきの投稿では「警察に捜索願をすべきか」ってフォロワーに聞いてましたよね? 言が矛盾してませんか?』『もしかして、話を盛ってます?』

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